女川港は日本有数のサンマの水揚げ港として知られています。東日本大震災の津波で大きな被害を受けた女川魚市場の再整備の工事が本年4月に完了し、新たな市場施設は5月上旬から本格的に全面稼働しています。
汗ばむほどの陽気となった5月30日、女川魚市場において竣工式が開催。式典には、水産庁、復興庁他自治体の職員、地元選出議員や市場関係者など約100人が出席し、施設の全面完成を祝いました。
新たに整備された魚市場は、中央及び西部の荷捌き場が鳥や動物の侵入を防ぐ密閉式の構造となっているなど、高度な衛生管理に対応した施設となっているのが特徴です。水揚げ量・金額の増加により、女川町の基幹産業である水産業の振興への大きな貢献が期待されています。
須田町長は式典冒頭の挨拶で「インフラは活用してこそ意味がある。この新しく整備された魚市場施設についても、町の発展のために使って使って使い倒すことで、これまでにいただいた多くの支援に応えていきたい」と力強く発言。
5月下旬には、女川魚市場のもうひとつの主要魚種である養殖ギンザケの高級ブランド「みやぎサーモン」の地理的表示(GⅠ)登録が決定し、竣工式典後には、現在水揚げの最盛期を迎えている養殖ギンザケの刺身やマリネが出席者に振る舞われました。
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(以上)
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