東日本大震災で甚大な被害を受け、復興まちづくりと一体となった内陸側への移設復旧が進められてきたJR常磐線相馬・浜吉田駅間の運転再開を前に、12月2日試乗会が行われました。この試乗会は、常磐線の早期復旧を強く願っていた町民や各関係機関、報道関係者を対象に東日本旅客鉄道株式会社が企画し開催されました。
快晴に恵まれたこの日、時より風が強かったものの、関係者を乗せた列車は、高架化された新山下駅を出発し、相馬駅までの1往復を約1時間走行しました。途中、新山下駅前に広がるつばめの杜地区や新坂元駅周辺地区といった新市街地の整備状況や、海側で急ピッチに行われている復興事業の様子を列車内から眺めることができました。また、内陸移設に伴い新しく線路が敷設された区間はロングレール化されており、走行時の振動が少なく、音もとても静かで、乗り心地が向上していました。
12月10日には、震災から約5年9ヶ月ぶりに運転が再開される予定で、運転再開に向け着々と準備が進んでいます。
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