NPO法人「プロジェクトFUKUSHIMA」が主催する「大風呂敷まつり」が、8月15日に福島市の街なか広場を中心に行われました。
NPO法人「プロジェクトFUKUSHIMA」は、東日本大震災後、原子力災害による様々な問題に向き合い、立場や考えの異なる人々が集い語らう場を設け、福島の文化を発信するために、音楽家の遠藤ミチロウ氏と大友良英氏、詩人の和合亮一氏を代表とし、福島県内外の有志によって結成されました。2011年から毎年8月に福島で「フェスティバルFUKUSHIMA!」を開催し、全国各地でも同様のフェスティバルを企画するなど、積極的に活動を行っています。6回目の今回は、街なか広場をはじめとする市内の複数のライブ会場で生演奏や、ワークショップなどが併せて行われました。
この催しの準備には、県内外の多くの方々がスタッフとして携わっています。縫い合わされた色とりどりの大風呂敷を敷き詰めた上にやぐらが立ち、大風呂敷の布で1枚1枚手作りされた「名入りのぼり旗」が掲げられるなど、街なか広場はとても賑やかに彩られました。盆踊りには多くの方々が参加し、出演アーティスト、スタッフなどとの交流を楽しんでいました。
NPO法人「プロジェクトFUKUSHIMA」理事の富山明子さんは、「もっとたくさんの方にこの取組みを知ってもらえれば」と話していました。この催しを通して人々が集まることで、これからの福島がポジティブな場所となり、福島で生きることに希望を持つ原動力となっていくことが期待されています。
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