浪江町民が東日本大震災当時を描いたアニメーション「浪江町消防団物語『無念』」の 上映会を、4月27日、福島復興局の職員向けに開催しました。
浪江町は、5年前の東日本大震災及び原子力発電所事故以来全町避難が続いています。この作品には、震災時の混乱の様子や津波被災直後の救助活動に当たった浪江町消防団の奮闘、そして救助を待つ方々を目の前にしながら避難を余儀なくされた「無念」の思いが描かれています。
来年春を目標とする一部地域の避難指示解除に向けた環境整備、津波被災地区のがれきの片付けも進みましたが、その「無念」の思いは今もなお消防団の方々の心に深く刻まれています。
今回は、浪江まち物語つたえ隊の代表を務められている小沢是寛氏から、アニメ制作に至った経緯や、作品に懸ける思いを冒頭にお話しいただきました。
福島復興局職員も、本作品を鑑賞し、復興に取り組んでいく志を新たにしました。また、「無念」が二度と繰り返されることのないよう将来の世代に語り継いでいかなければいけないと思いました。関係者の方々に感謝申し上げます。
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