3月8日、東日本大震災・福島原発事故5年国際シンポジウムが福島市の福島県立医科大学で行われました。
このシンポジウムは、福島県、広島大学、長崎大学などの共催により、震災から5年の歩みを共有し、未来につなげることを目的に開催され、県内外から約260人が参加しました。
はじめに、福島県立医科大学の菊地理事長による開会挨拶の後、若松復興副大臣の祝辞に続き、IAEA(国際原子力機関)、ICRP(国際放射線防護委員会)、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)、WHO(世界保健機関)の国際機関の方々からのメッセージが発表されました。
その後、特別講演として、内堀福島県知事が「震災から5年 ふくしま復興は今」というテーマで県内の復興に関する様々な状況や課題を説明しました。講演中、県知事から「逆境を奇跡に変えるプロセスを示したい。」という力強い言葉もありました。
さらに、国際機関や県内で頑張っている方々による講演等もあり、国際色豊かなシンポジウムとなりました。
最後に、医学生代表が「3.11から紡ぐ未来~私たちのWILL(意志)~」というタイトルのメッセージで、「福島の将来の医療を支えていく一人として努力したい。」などと述べました。多くの医学生が、近い将来、福島県内で医師として活躍されることが期待されます。
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