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復興の架け橋に 福島大学生たちによる「スタ☆ふく」プロジェクト(福島県福島市)[平成27年1月19日]

  福島大学の「スタディ☆ふくしまプロジェクト」(通称「スタ☆ふく」)の取り組みについて、このプロジェクトを運営する学生たちから話を伺いました。
  「スタ☆ふく」は、東日本大震災や原発事故を受け、2012年4月に「再興へ向けて福島の人々が前向きになる場を作るとともに、県内外の方が福島の現状を見て体験することで、福島への関心を高めてほしい」との想いで、学生たちが立ち上げました。
  これまで県内7か所で計14 回、福島県内外から約300 名を動員するスタディツアーを企画しました。このツアーの大きな特徴は、地域の人との交流に重点を置き、福島のありのままの現状や、その土地特有の課題に向き合う人々の「生の声」を五感で感じてもらうことです。これにより、福島への理解をより深め、風評被害の払拭や震災からの復興、地域活性化につなげようとしています。農家民泊や酒蔵見学などを体験した参加者や地域関係者からは、「今後も継続的に実施してほしい」という声が多く寄せられています。
  代表の福島大学3年羽賀さんは、「私は他県出身で福島に縁がなかったが、愛着が湧いた。被災地の方々は思った以上にとても元気だったので、体感した福島の『リアル』を伝えていきたい」と活動への想いを述べました。また、1年生のメンバーは、「人々の地元愛や行動にとても影響を受けた」(伊藤さん)、「くだもの狩り等では、福島の食べ物の美味しさをその場で味わいながら交流を図れるのでとても魅力」(菅野さん)、「地域によって復興の程度が違うと感じる。しかし多くの方が前向きに頑張っているので、自分たちも頑張らなければならない」(牧内さん)などと、福島への想いを述べました。
  「これからも『スタ☆ふく』で参加者と地域の架け橋となるよう活動していく。たくさんの方に福島に来てもらいたい」と話す若者たちの笑顔は、とても頼もしく見えました。
  (参考)スタディ☆ふくしまプロジェクトホームページ:http://sutahuku.jimdo.com/

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