東相馬地方に伝わる国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が7月27日から3日間にわたって、震災と原発事故からの復興のシンボルとして開催され、東日本大震災と原発事故で被災した騎馬武者が県内外の避難先から結集しました。
28日の本祭では、甲冑を身に着けた約430騎が隊列を組み原町区中心部を行軍した後、雲雀ヶ原祭場地にて、武者が旗指物で風を切って疾走する「甲冑競馬」、打ち上げ花火から舞い降りる御神旗を奪い合う呼び物の「神旗争奪戦」が、約45,000人の来場者の眼前で繰り広げられました。
避難区域からも多くの人が参加・来場し、久々に会う仲間とともに伝統を誇る戦国絵巻を堪能し、地域の絆を確かめ合う光景が見られ、3日間で述べ166,500人の観光客が訪れました。
