参加学生の声をお届けします。
大学・学部・学科名
記入者名
参加時期
受入企業
◆気仙沼インターン 私は、2014年春休みと夏休みの2回、気仙沼インターンに参加しました。インターンという形で実際に企業に入り仕事を体験させて頂くことで、震災で被災された企業の復興の度合いをリアルに感じることができ、また表面的な被害だけでは無く、被災地産業の経済的な問題や若者不足など、目には見えない現地の様々な問題点を、身を以て知ることが出来ました。 私達は、プログラム終了後の情報発信として、福岡の若者に被災地について関心を持ってもらおうと、まずは、身近な西南学院大学や西南学院中学校のチャペルなどで報告しました。また、第2回東日本大震災復興支援チャリティコンサートの会場でパネル展示を行いました。さらに現在、被災地の食材に親しみを持ってもらうために大学祭で東北産食材を使った模擬店を出店し、売上を東北への支援金とするなどの活動をしています。遠く離れた九州では被災地についての報道が減っています。被災地の事を知る機会が少ない九州だからこそ、私達のこれからの活動が大事になってくると思います。私達の活動が枝を広げるように若い世代に繋がっていく事を願い、これからも被災地の復興のため福岡からも継続的に情報発信を続けていきたいです。 |
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![]() 法学部国際関係学科 ![]() ![]() 平成26年度夏期 ![]() (株)八葉水産 |
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◆気仙沼インターン 私は、今年の2月に宮城県気仙沼市へボランティアに行ってきました。ボランティアに参加したのは今回が初めてで不安もありましたが、大学生の間にしか出来ないことと考え決断しました。私にとっては新しいことに挑戦し、少しでも成長することが出来るチャンスでもありました。そして何より人の役に立つことが出来るよい機会だと思い参加しました。企業でのボランティアとしてのインターンシップでしたが、東日本大震災の被害を自分の目で見て、聞いて、感じ、学ぶことを目標にしました。 私たちがお世話になったのは『中華高橋水産』というサメの加工会社でした。従業員の方の中には家族を亡くされた方や、家を流されまだ仮設住宅に住んでいる方もおられました。それでもみなさんとても明るく、元気で、私たちを温かく迎え入れてくださいました。逆に私たちが元気と笑顔をもらったような気がします。また、フカヒレというイメージしかなかったサメは栄養価が高く、捨てる部分が全くない魚だということを知りました。私は、気仙沼の被害がテレビで見るよりも悲しい光景だということ、一方、気仙沼は食べ物も美味しく温かい人ばかりでとてもいい街だということ、サメはフカヒレだけでは無いということも知ることができました。このことを大阪の人にも知ってもらうため、これからも東日本大震災の復興支援のための情報発信活動を続けていきます。 |
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![]() 経済学部 スポーツ経済コース ![]() ![]() ![]() |
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◆南三陸インターン 今回、私は南三陸インターンに参加させてもらい、視察による学びはもちろんですが、企業から見た震災も学ぶことができました。インターンでは、ヤマウチさんにお世話になりました。仕事内容は、大きく分けると二つで、焼きの作業と、袋・瓶詰めの作業でした。立ち作業ばかりで、大学生の自分でも厳しい作業でした。従業員さんの中には、年金をもらいながら働いている方、また多くの方が仮設住宅で生活をされていました。皆さんが仮設住宅を出てからの生活のために、厳しい作業をしなければならない生活状況に置かれていることを知り、なにもできない自分に憤りを感じました。 一番印象に残っているのは、「ガレキと呼ばないで」という言葉です。ガレキ=生活の証であり、第3者の目線から見るとガレキであるかもしれないが、それは以前紛れもなく人々の生活の中にあったものです。メディアが無神経にガレキと報道することは、被災地の人々の心を痛め続けているだろう思いました。 今後私は、人々をもっと「被災地」に目を向けさせる活動を行って行きたいと考えています。そして、少しでも多くの人に関心を持ってもらい、復興の輪を広げて行きたいと思います。 また、南三陸のインターンや、東北でのボランティアで学んだことを、広島で起きた土砂災害のボランティアで活かしていきたいと考えています。 |
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![]() 人文学部 人間関係学科教育学専攻 ![]() ![]() ![]() |
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