記者会見等

牧野復興大臣記者会見録[令和8年9月4日]

令和8年9月4日(金)10:59~11:07 於)復興庁記者会見室

1. 発言要旨

冒頭発言なし

2. 質疑応答

(問)大臣、昨日まで向かわれていました防災庁の設置に向けた北海道視察、こちらの所感と、視察を受けて防災庁の設置準備にどのように生かしていくのか、お伺いします。
(答)昨日、一昨日と北海道に防災庁設置準備の関係で視察に行ってまいりました。その内容を申し上げますと、1日目は苫小牧に行きまして、津波避難施設であります勇払公民館というところを視察いたしました。公民館でありますけれども、そこの屋上に避難できるように外からの階段をつけて、100人以上そこに避難できるように改築したというのを見てきました。
 また、札幌市で鈴木知事から、千島海溝地震、日本海溝地震への対策と、北海道における国土強靱化の必要性について要望いただきまして、また意見交換をしてまいりました。
 そして、2日目は北広島市におきまして、防災拠点の機能を持ちますエスコンフィールドHOKKAIDOを視察いたしました。北海道庁とか北広島市と防災の協定を結ばれているということで、民間事業者と、そうした道や自治体との地域防災力の連携というのを見てまいりました。
 2万人分の非常食を備蓄されておりまして、いざというときには避難所として使った上で、そうした備蓄もしていただいていますので、そういう避難された方たちの避難生活を支えていただくということになるかと思います。
 最後に、厚真町に行きまして、平成30年北海道胆振東部地震の被災地を訪問させていただいて、献花、黙祷をした後で、4か所、浄水場、そして多目的の厚幌ダム、また砂防堰堤という辺りも視察してまいりました。
 特に、それぞれ非常に今後の防災庁設置に向けて、いろいろ参考になりましたけれども、平成30年北海道胆振東部地震で実際に大規模な地滑りを起こした箇所を見てまいりましたけれども、私も当時、国交省の副大臣をやっていましたけれども、実際に現地には、多分、当時の石井大臣が行かれたと思いますが、私は国交省で現地の映像をテレビで見たんですけれども、あのときは大規模な地滑りが起きたのを要は映像で見ただけだったものですから、もっと急斜面だと思っておりましたけれども、行ってみたら非常になだらかな斜面でございまして。いろいろ町長さんが詳しく説明してくれましたけれども、2メートルぐらいの火山灰が土になった、そういう表層土だったんだということでありました。要は、そういう地質だと、線状降水帯等が発生して大量の雨が降った場合に、その下の粘土層で水が浸透しませんので、その上にある表層土が浮いて、あのような何百メートルにわたって、また高さも50メートルにわたって一遍にそういう地滑りが起きるということを目の当たりにして、これは傾斜の度合いだけじゃなくて、そういう地質というのを本当に事前防災でちゃんとチェックしないといけないなと思いました。
 これから、今でもやっていますけれども、防災庁ができた後は、更にそういう事前防災の観点でチェックをして、そういう危険度をもう一度確認した上で事前防災を考えていかなきゃいけないというのを改めて思った次第でございます。
(問)今の御質問の関連で、初日のほうには札幌のほうに行かれて鈴木知事に要望を受けられたということですけれども、例えば具体的に鈴木知事から、可能な範囲でどういったお話があったのか、お聞かせください。
(答)これは北海道でありますので、千島海溝地震、日本海溝地震に非常に備えていかなければいけないということで、北海道は広大な面積がありますので、そういう中で更に国土強靱化に努めていきたいとおっしゃって、今までも国としてそういう支援をしてまいりましたけれども、更にそれを継続してやっていただきたいということと、もう一つは防災局を北海道にという、そういう御要望をいただきましたが、これはまずは防災庁設置をしてから、法律の公布の2年以内ということですので、令和10年度までに防災局をつくらなければいけませんけれども、その防災局の機能とどこにするかということについては、防災庁ができてから具体的に検討をしていくということでお答えをさせていただきました。

(以 上)