記者会見等

牧野復興大臣記者会見録[令和8年4月21日]

令和8年4月21日(火)9:47~9:57 於)復興庁記者会見室

1. 発言要旨

 おはようございます。私のほうから2点御報告をさせてもらいます。
 1つ目は、昨日午後4時53分頃、三陸沖を震源とする地震と、それに伴う津波がありました。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
 復興庁では、昨日午後6時に、私をはじめ復興庁の幹部が参加して災害対策本部会議を開催し、被災状況を把握するように指示をいたしました。そして、現在も北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されていることから、地域の皆様の生活が安心な状況に戻るまで緊張感を持って対応したいと思っております。
 2点目ですが、福島県内の除去土壌等の県外最終処分に向けての鍵となります復興再生土の利用につきましては、昨年から首相官邸、また、この復興庁をはじめ霞が関の中央官庁で開始をいたしまして、国民の皆様の理解醸成に活用してまいりました。
 それを踏まえて、政府として新たに、防衛省と最高裁判所でこの復興再生土について利用することになりました。これらを通じ、一層の理解醸成を図っていきたいと思っております。
 引き続き、昨年の閣僚会議で決定したロードマップに基づいて、2045年3月までの県外最終処分の実現に向けて、政府一丸となって取り組んでまいる所存でございます。
 私からは以上です。

2. 質疑応答

(問)復興再生土の利用に関してなのですけれども、防衛省と最高裁で利用ということですけれども、既にこの場所でも花壇等で使っていますけれども、その2か所はどのような形で利用するのか。あと、利用する土の量ですとか、霞が関で使う総量がどれぐらいになるのかも併せて教えてください。
(答)防衛省も最高裁も共に花壇で利用するということを伺っております。詳細や量については、環境省に聞いていただければと思っております。
(問)先ほど冒頭に発表がありました地震についてお尋ねします。
 昨日、一時、東北を含む5つの都道府県で17万人余りに避難指示が出ました。後発地震注意報も発表されて、東北にお住まいの方々の中には、15年前の震災を思い出して不安になっている方も多いかと思います。復興大臣として呼びかけがあればお願いいたします。
(答)今回、昨日の地震もそうですし、また、北海道・三陸沖後発地震注意情報が今出されておりまして、東北、もちろん福島、宮城、岩手の皆さんも、そして青森や近隣の各県の皆さんも、15年前、本当に怖い思いをされたと思いますし、また、実際に避難生活を長くされている方もいらっしゃいます。そういう東北に今お住まいの皆さんにとってみると、15年前を思い出して、あの苦しみをまた思い出された方も多いかと思います。
 日頃の地震の備えについて再確認をしていただいたりするとともに、国や自治体の情報を、しっかりそれを気に留めていただいて、万一に備えてすぐ避難できる心積もりをしていただきたいと思っております。
 この後発地震注意情報というのは、そうしたまた大きな地震が起きるかもしれないというおそれがあるという情報の一つだと思いますので、恐れるというよりも念のため気をつけていただきたいというふうに思っております。
(問)復興再生土の件でまた伺いたいんですけれども、この2か所では、いつから開始するのかという見通しを伺いたいのと、改めて、今回、利用先が拡大したということの大臣の受け止め、それから、今後の更なる利用の拡大に向けてどう取り組むかをお願いします。
(答)花壇で復興再生土を利用するということは決めましたけれども、準備とかいろいろあるでしょうから、いつからというのは、私は把握しておりません。
 ただ、新たに、最高裁は役所ではなく、行政府ではありませんので、実施をしていただくというのは、ある意味、行政から更に拡大したということで非常にありがたいなと思っています。これから復興再生土の利用の推進は、花壇だけではなくて色々な利用の仕方を各省庁で考えていただくのと同時に、今、中央官庁だけですので、これから出先も色々考えていっていただけると思います。
 いずれにしても、とにかくまずは、公のところでそういう利用をしていくこと、そして、国から地方のほうに広がっていっていただければありがたいと思っていますし、また、将来、いろんな利用の仕方があるでしょうけれども、量の問題もありますので、その量をもっと多く利用できることは何かなということを、それぞれ役所の方で色々考えてもらった上で広がっていけばいいと思っております。
(問)復興再生土の関連で伺います。
 復興庁の方では、復興再生土の理解増進に向けた取組を推進していると思います。先日は、伊沢拓司さん出演の動画を公開されましたけれども、この動画の反響、それから、今後の理解増進に向けた政策の予定があれば、御教示いただければと思います。
(答)その動画は、私も一回、どういうものかということを確認したくて見ましたけれども、非常に分かりやすい、ちょっと尺が長いと思いますが、動画だと思います。
 反響は、まだ私も聞いていないので何とも言えないですけれども、こういう広報的な復興再生土への国民の皆さんの理解というのを広げるためには、ほかにも色々手段を考えて、少しでもその理解が醸成されて広がっていくために色々工夫をしていきたいと思っています。

(以 上)