記者会見等
牧野復興大臣記者会見録[令和8年3月29日]
令和8年3月29日(日)16:44~16:56 於)ホテル福島グリーンパレス 2階瑞光の間
1. 発言要旨
協議会では、まず国から復興に向けた取組状況を報告した後に、内堀知事をはじめ、福島の関係者の皆様と意見交換を行いました。
福島側の出席者の方からは、第3期復興・創生期間の予算の確保と支援の継続、そして住民の帰還のための環境整備、更に産業・なりわいの再生、福島イノベーション・コースト構想とF-REIの取組の推進、また帰還困難区域の避難指示解除に向けた取組、除去土壌等の県外最終処分に向けた取組などについて幅広い御意見をいただきました。
国側の出席者からも、いただいた御意見に対してそれぞれ回答をいたしました。
私からは、特定帰還居住区域の避難指示解除の推進や産業・なりわいの再生などへの取組など、第3期復興・創生期間においてしっかり対応することをお話しさせていただきました。
なお、最後に内堀知事から、「東日本大震災」という一くくりだと、この福島の原発事故からの再生、復興、そうした厳しさが伝わらないと、風化してしまうおそれがあるという御意見を最後にいただいて、我々はそのことを重く受け止めて、しっかり胸に刻んで、政府一丸となって対応することをお約束させていただきました。
私からは以上でございます。
2. 質疑応答
(答)風化について申し上げると、福島の本当に地元の皆さんが御苦労されている、そしてこの15年間、様々な御努力をしてきているし、まだ解決していない課題というのが多く残っておりますが、そうしたことが福島県以外のところの皆さんに十分伝わっていないんじゃないかということを、多分、内堀知事はおっしゃったと思いますけれども、我々も同じように受け止めております。
そして、これから第3期復興・創生期間で一番重要だと思っているのは、帰還を望まれる方たち、特定帰還居城区域の避難指示解除に向けた取組がこれまでも進められてきましたけれども、8年度以降に、今、900世帯の方たちが帰還の御希望をされていますけれども、順次、帰還が可能になっていくということで進めております。
ただ、900世帯で今のところはそういう御希望の方たちの数ですけれども、まだ迷っていらっしゃる方も大勢いらっしゃると思いますし、我々が除染作業だけではなくて、生活のために必要ないろんな環境整備を進めていくことによって帰ってくる姿を見ていただいて、また新たに帰還の希望を持ってくれる方が増えていくことを望んでおります。そのために我々は一生懸命、様々な課題に取り組んでいきたいと思っています。
(問)今日、会議の中で福島県のほうから、住民の帰還促進等々、イノベとか要望があったということですけど、今、大臣の説明からすると、特定帰還居住区域の除染とか、それからなりわいの再生とか、帰還をする人たち、それから帰還をした人たち、ふるさとに戻った人たちの支援、戻るための支援というのがありますけれども、戻らない人たちが7割とかいる中で、この人たちに対してのやれるのは、多分、福島県でなかなかできないと思っているので国だと思うんですけれども、そこら辺への対策というのか支援策とかいうのは項目数からすると全く足りない気がするんですけれども、それでいいのかどうか、お聞かせください。
(答)県外、県内でもふるさと以外のところに避難されている方が福島県全体ですと2万3千人いらっしゃいます。中には高齢化になって、帰られても、例えば農業に関係する人たちにしてみると、農地が営農再開をしても自分たちでできないと思っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。ですので、そういう方たちが自分たちでなくて、第三者といいますか農業法人だったり、別の地域の農業者の方たちに農地を営農していただくような、そういう取組もこれからしていこうと思っております。
また、家屋とか住居の周りの土地だとか、帰ってこられない人たちにとってみると、どんどん荒れていくという心配もあるでしょうし、そうしたものについてこれから自治体とまずは話合いをして協議をした上で、どういう形でそういう家屋や土地を整備というか対応するかということは考えていかなければいけない、そういうことを今日話が出ましたので、我々もそれを受け止めた上でどうするか、自治体と相談しながら対応していきたいと思っております。
(問)復興庁以外に3省の大臣の方がいらっしゃったと思います。主だったもので結構ですので、どういう話があって、それに対してどのような要望とかがあったのかというところも教えていただければと思います。
(答)各省庁の所管のことですので、我々が言いにくいところがあるかと思いますけれども、詳しくはまた議事録等を見ていただきたいと思いますが、それぞれの、環境省にしても、経産省にしても、農水省にしても、自分たちが関わっている部分についてはかなり細かく、そしてまた具体的に今やっていること、そしてまたこれから地元からの御要望に対してどう応えていきたいかということをお話をされたと思います。
一番はということはないですが、それぞれ所管が違いますので、農業に関していえば農水大臣の鈴木さんが営農再開、また森林についての、まだ帰還困難区域である森林について、森林整備をしていくことはお話しされましたけれども、それを更に具体的にどういうふうにやっていくかだったり、石原環境大臣は一番は中間貯蔵施設の除去土壌、復興再生土も含めてですが、この県外最終処分をどういう形でやっていくか、ロードマップのこともお話しされましたけれども、更に今具体的にこうですよとは言えないまでも、これからどういうふうにやっていこうというお考えを示されたり、また赤澤経産大臣は、廃炉、またALPS処理水について、特に廃炉が地元の皆さんから、各首長さんからも、安全で、しかもロードマップに沿って2051年までにどういうふうにやっていくのかということについて、赤澤経産大臣も、非常に難しい作業は作業ですので、それを今の科学的見地の中で、AIの話もされましたけれども、いろんなことにチャレンジしながら、その工程をしっかり示していきたいというようなお話をされました。
ですので、それぞれの各省庁ごとですので、細かいところは私が今言っても間違ってはいけませんので、また議事録等を見ていただきたいと思います。
(以 上)
