記者会見等
牧野復興大臣記者会見録[令和8年3月13日]
令和8年3月13日(金)11:08~11:17 於)復興庁記者会見室
1. 発言要旨
2. 質疑応答
(答)党の東日本大震災復興加速化本部のほうで15年目の決意ということをまとめられたということで、これは復興庁の事業を後押ししていただけるということで大変ありがたいと思っております。
その中でおっしゃっている首都圏をはじめとする地域における復興再生土の利用促進というのは、これから2045年までに除染土の県外最終処分の実現という意味で非常に大きなテーマだと思っております。
首都圏は、福島が電源立地の場所でありまして、これまでも15年前までは非常に首都圏の産業、また生活にとって大きな存在だと思いますし、福島の皆さんにこれ以上の御負担をかけないということを考えた場合、首都圏をはじめ全国で復興再生土の利用というのをこれから推進していかなければいけないと思っています。
復興庁では、今月の11日からユーチューブで復興再生土について分かりやすく解説した動画を公開しております。また、今週の月曜日から環境省が作られた動画が、首都圏の鉄道各路線において、15秒間の映像だそうですが、放映をされております。こういったことをはじめ、何回も申し上げていますが、この4号館もそうですけれども、総理大臣官邸、また中央官庁の花壇に復興再生土を活用しておりますが、これから更に国の出先であります地方支分部局等で検討していただくことにしております。
その上で、こうした取組だったり、公共事業や公的な施設で利用していってもらったりするなど、いろんな先行事例をとにかくこれからつくっていかなければいけないと思っています。
何回も言っていますけれども、2030年頃を目標にして、この復興再生土を中間貯蔵施設から搬出して適地を選んだ上で、どういう方法で使うかというのを示していかなければいけませんけれども、すぐにできるものではないと思っていますので、大量の土壌でありますし、また搬出にしてもいろんなルートを考えていかなければいけませんので、とにかくいろんなことに使えるものはないかという洗い出しはやっていかなければいけないのではないかなと思っています。
(問)牧野大臣は、おととい3月11日に、宮城県で献花と黙とう、岩手県で追悼式に御出席されました。大臣に就任されて初めて3月11日を迎えたわけですけれども、当日の大臣の御所感と、もし地元側から何か要望などありましたら、教えてください。
(答)これまで、この間行った岩手もそうだし、宮城もそうだし、一番行った回数が多いのは福島ですけれども、その被災3県にこれまで何回か行かせていただいていますけれども、式典として15年の一つの節目ということで行かせていただいたのは初めてでございます。
私は、宮城県庁で献花と黙とうをした後に、岩手県のほうに伺って岩手県主催の追悼式に出させていただきました。
改めて、この15年というのが家族の方や友人、職場とか、いろんな地元のつながりを失った人々、方々にとってみると長い年月だったと思います。この15年間の間に復興の姿を見ずに亡くなった方もいっぱいいらっしゃいますので、改めて哀惜の念が堪えないという思いを新たにしました。
ただ、岩手の式典の中で未来に向けたメッセージということで、釜石市の17歳の高校生の女の子が自分の思いを伝えたわけですけれども、その女の子も15年前、発災当時、2歳だったということで、電気も来てない、ガスも来てない、そういう中でとにかくつらい思いもあったでしょうけれども、両親、また御家族、また地域の皆さんに支えられて大切に育てられたというような思いと、今、その彼女は東日本大震災の語り部として当時から今までの歴史を伝えているということを紹介してくれたんですが、そういう若い人たちが、要は15年前にまだ本当に赤ん坊の今の若者が、そういう風化をさせない、そしてその大変さを今に伝えているというのは、私はある意味、将来に向けて、未来に向けて頑張っていってくれるという、そういう明るい希望を持てたなと思った次第でございます。
これから、とにかく復興は、特に福島ですけれども、とにかく途中段階ですので、これから4月から始まる第3期の復興・創生期間の中でできることを全てやると。特に帰還を希望されている、今現在で900世帯でありますけれども、その人たちが一刻も早く戻ってこられるように、一日も早く戻ってこられるように、除染だったり、生活環境の整備だったり、そうしたものをとにかく精いっぱいやっていきたいと思っております。
(以 上)
