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根本復興大臣の会見[平成25年3月12日]

根本復興大臣記者会見録(平成25年3月12日(火)8:38~8:43 於:衆議院本会議場中庭側廊下)

1.発言要旨
 本日夕方、先方の求めに応じて、私はルース駐日米国大使と会見を致します。
 復興大臣として、この機会をとらえ、これまでの米国からの多方面にわたる支援に謝意を述べるとともに、現在までの復旧・復興の状況につき説明し、意見交換する予定です。
 以上です。

2.質疑応答
(問)昨日、震災2年の式典があって、大臣も出席されて、それぞれの3県の被災者の方が思いを述べられました。改めて3年目に入ったということで大臣の決意をお聞かせ下さい。
(答)私も復興大臣就任以来、復興加速の思いでやってまいりました。特に昨日、ご遺族の皆様にお会いして改めて東日本大震災の悲惨さ、過酷さを思いました。最愛の方をなくされたご家族の悲しみ、その思いを改めて感じて、一刻も早く元の生活に戻っていただく。故郷を取り戻す。そして新たな希望のある復興、新しい地域づくり、東北の地の創造を、しっかり政治家としての使命感を持って頑張っていきたいと思います。

(問)昨日の式典のあとに行われました総理の記者会見で、1つ改革策として、高台移転の手続きの大幅な簡素化ということを表明されていましたけれども、これについての具体的な考えがあればお聞かせいただきたいのですが。
(答)「住宅再建・復興まちづくりの加速化のためのタスクフォース」、これは私が担当大臣で、関係省庁の局長とこれまで具体的なそれぞれの分野の加速策、短縮の作業を続けて、先日具体的な対策を取りまとめて復興推進会議で決定しました。例えば用地取得の問題。私はアドバイス機能が大事だと思い、各省庁の連携チームが具体的にアドバイスをした方がいい。あるいは土地の権利関係では法務省とも随分やりました。財産管理制度、不在者管理人制度。これらは、制度はありますけれども、今回のように具体的に、例えば不在者管理人を裁判所で選任してもらわないといけません。このためにかなりの方にお願いするということになる可能性もあるので、そこはあらかじめ幅広に法務省と事前に協議して裁判所にもお願いしています。そうするとスピードも速まります。
 あるいは埋蔵文化財の調査。これも調査費を、昨年の12月に30人、この4月から60人。そして一連の埋蔵文化財の手続きの簡素化、迅速化も盛り込みました。設計・施工の分野についても最近ようやくCM方式をいうのが知られるようになってまいりました。これも新たな短縮の取り組みとして試みておりますし、それぞれの担当分野ごとの手続きの短縮の具体策、これら全体を束ねて取り組んでおりますから、1回これを回して、現場でも今モデル的に関係機関が集まってやっていますから、我々の大きな制度の中での取り組みと並行して現場のモデル的取組と重ね合わせて、更に新たな課題も出てくるでしょうから、これをどんどんどんどんこなしていきたいと思います。そして結果として、短縮に精力的に取り組みたいと思います。

(以    上)

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