記者会見等

牧野復興大臣記者会見録[令和7年11月14日]

令和7年11月14日(金)8:30~8:35 於)衆議院本会議場中庭側廊下

1. 発言要旨

 おはようございます。
 私のほうから発言をさせていただきます。
 1つ目は、明日15日に福島県の葛尾村、双葉町、南相馬市を訪問して各首長さんに就任の御挨拶を行うほか、東京電力福島第一原発の視察を行う予定です。
 2つ目、令和7年度の「新しい東北」復興・創生の星顕彰の受賞者の決定についてです。
 この顕彰は、課題先進地であります被災地において実施されてきました「新しい東北」の創造に向けたこれまでの取組を被災地内外に普及・展開するため、顕彰するものです。
 224件の被災地の取組から有識者委員会で選定をしていただいて、10団体を受賞者として決定いたしました。
 顕彰式につきましては、11月29日に仙台市で開催をする予定でございます。諸般の事情が許せば、私も出席する予定でございます。
 受賞者の皆様につきましては既に配付してあるということでございますが、それを御覧になっていただき、更に詳細につきましては事務方に御確認をしていただきたいと思います。
 

2. 質疑応答

(問)15日の視察の関係ですけれども、大臣就任後、初めて福島第一原発に行かれますけれども、大臣、これまで行かれたことはあったかというのと、あと発生から今まで廃炉作業が続いていますけれども、具体的にどんな部分を見て今後の第3期復興・創生期間、来年度から始まりますけれども、つなげていきたいか、教えてください。
(答)第一原発については、6年前になるか、国土交通省の副大臣のときに1回行った記憶がございます。
 それと、どういうことで行くかといえば、今、廃炉に向けてのいろんな工程が始まっておりますけれども、廃炉の完遂が福島復興の前提だと思いますので、自らの目で原子炉建屋やALPS処理水の海洋放出に係る状況、現場の取組をしっかり見ていきたいと思います。
 また、今回、御挨拶にお伺いする葛尾村、双葉町、南相馬市では、帰還困難区域の避難指示の解除、また、それぞれの復興の状況に応じた様々な課題があると考えておりますので、直接お話を伺って実情を把握したいと考えています。
 廃炉の現場を自ら確認して、各首長さんからお話を伺うことで、これらの現状も踏まえた復興政策を推進していきたいと考えております。
 

(以 上)