記者会見等

伊藤復興大臣記者会見録[令和7年9月30日]

令和7年9月30日(火)11:08~11:15 於)復興庁記者会見室

1. 発言要旨

  昨日、私は大阪・関西万博に行ってまいりました。私はサントメ・プリンシペ民主共和国というアフリカの1か国のナショナルデーの式典に政府側の代表として挨拶をさせていただきました。ところで、大阪・関西万博では、皆さんもよく御存じかもしれませんが、デジタルモニュメント「成長する『奇跡の一本松』」、これを提案して大勢の来場者の人にメッセージを送っていただいてまいりましたが、万博期間中を通じて設置されて、被災地へのエール等、世界中から寄せられたメッセージが9月29日の現在で1万件を超えるメッセージが寄せられたということでございます。これは世界中に対して私自身もお礼を申し上げたいぐらいの気持ちでございまして、引き続き閉幕まで投影をしておりますので、大勢の皆さんがこのメッセージをまた送ってくださるように今日はここで私から申し上げて、皆さんからもあちこち発信をしていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

2. 質疑応答

(問)今日で大臣就任から1年となりますが、この1年を振り返って特に力を入れてきたことなどについて、御所感をお願いします。
(答)復興大臣に就任させていただきまして以降、でき得る限り私としては被災地を訪問し、被災3県、そして市町村の首長の方々と現地で活躍されている皆様、多くの人たちと話をさせていただいて復興の現状を把握させていただき、打つべき手を役所の人たちとも考えながら一つ一つ丁寧に行ってきたと思います。
 この間、世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」を目指すF-REIの敷地造成工事の着手、そして先ほども申し上げましたが、大阪・関西万博における復興庁の展示、更には県外最終処分の実現に向けた「復興再生土」の利用の促進、推進、そして第3期復興・創生期間までの復興基本方針の決定など、様々な取組を全力で進めてきたところでございます。
 震災や原子力発電所の事故を乗り越えて、この地域に生まれてよかった、この地域に住んでよかったと思ってもらえる、そんな未来をつくっていくことが大切であると考えております。
 引き続き、福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なしという強い決意の下に、福島県の内堀知事ほか、それぞれの知事並びに首長の皆さんと一緒になって、現場主義を徹底し、被災地の方々に寄り添いながら復興を更に前に進めていくことができるよう、責任貫徹をさせていただくためにも、職務にしっかり邁進してまいりたいと考えております。

 

(以 上)