記者会見等
伊藤復興大臣記者会見録[令和7年9月12日]
令和7年9月12日(金)11:30~11:33 於)復興庁記者会見室
1. 発言要旨
冒頭発言なし
2. 質疑応答
(問)昨日になってしまいますが、震災の発生から14年半を迎えました。被災地にまだ課題も残されている中で、記憶の風化を懸念する声もあります。改めて、風化にどうあらがうかや、記憶の継承にどう取り組まれるか、お考えをお願いします。
(答)将来の大規模災害に備えていくために、東日本大震災の風化を防止し、防災意識を醸成する観点から、その記憶と教訓を後世に継承していくということはとても重要な問題であると認識をしております。
復興庁では、東日本大震災の記憶であるとか教訓を後世へ継承していくための取組として、伝承館を紹介するガイドブックの発刊、あるいは復興政策10年の歴史を作成し、公表をさせていただいてまいりました。
それ以外にも、復興庁として語り部団体へのハンズオンの支援、そしてその語り部の人たちをつないでいくという点で語り部育成講座の開催、あるいは伝承団体や伝承プログラムを紹介するガイドブックの作成をし、そうしたところにまた大勢の人が寄り添っていただけるようアシストをしてまいります。復興大臣顕彰における震災伝承部門の新設などにも取り組んでいるところであります。
東日本大震災から確かに14年と半年が経過をいたしましたけれども、教訓の継承の取組、基本方針に記載のとおり、国、地方公共団体、民間がそれぞれの役割を果たしていただきながら連携して進めることがとても大切なことと認識をしております。
復興庁としても、基本方針に沿って被災地に寄り添いつつ、持続可能な伝承活動の環境整備にしっかりと努めてまいりたいと考えております。
そして、復興が完了するその日を迎えられるよう努力を積み重ねていきたいと思います。
(以 上)