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伊藤復興大臣記者会見録[令和7年8月29日]

令和7年8月29日(金)11:30~11:42 於)復興庁記者会見室

 1.発言要旨  

 私からは、まず、令和8年度の復興庁の予算概算要求についてお話を申し上げます。

 1点目は、令和8年度復興庁予算概算要求について。

 まず、この概算要求では、本年6月に閣議決定をされた復興の基本方針を踏まえさせていただいて、第3期復興・創生期間の初年度、令和8年度において被災地の復興に必要な取組を精力的に進めるために、予算として4,514億円を要求してまいります。

 令和7年度当初予算に比べて350億円ほどの減額となりますが、その主な要因は、道路整備が初年度の調査設計に当たることや復興再生拠点で除染等が進捗しているということであり、他方で双葉地域の中核的病院の整備、営農再開の支援、漁業の支援、企業誘致、情報発信などの取組については、被災自治体の要望も踏まえ、前年度よりも増額としております。

 2点目、税制改正要望についてであります。

 まず、福島イノベーション・コースト構想の推進に係る特例措置について、イノベ構想の実現に向けた取組を更に推し進めるため、適用期限の延長及び拡充を要望してまいります。

 また、福島における風評被害による経営への影響に対処するため、新事業展開等を行った場合に適用される特例措置について、適用期限の延長を要望してまいりたいと思います。

 このほか、被災代替資産関係税制をはじめとする各種措置についても、所要の要望を行ってまいります。

 3点目、機構・定員要求についてであります。

 今回の要求では、浜通りに整備をする新拠点に常駐することを想定した副局長を福島復興局に新設するほか、本庁においては岩手、宮城などの地震・津波被災地域担当の参事官を新設し、岩手・宮城復興局から本庁が直接支援をする体制に移行できるよう要求をしております。

 いずれも、詳しくは事務方にお問合せをいただければと思います。

 

2.質疑応答

(問)まず、今の冒頭の機構・定員要求について1点お尋ねしたいんですけれども、岩手と宮城の復興局については本庁に移行するということで、地元からすれば大きな変化だと思いますけれども、今後、地元への理解をどのように得ていくお考えか、教えてください。

(答)本件につきましては、岩手、宮城などの地震・津波地域に残る中長期的に取り組む課題については、政府全体の施策の活用等をしっかり支援することが重要であるため、岩手復興局及び宮城復興局は令和8年度以降は現場に置かず、その機能を本庁に移行する体制整備を行うこととしたところであります。

(問)あともう一点、伊藤大臣、昨日まで2日間にわたって福島県の復興状況の視察に行かれましたけれども、昨日午後の福島復興再生協議会のぶら下がりでも、創造的復興の具体的な動きや変化を心強く感じることができたとおっしゃっていましたが、今回の視察を今後の復興施策に具体的にどのように生かしていきたいか、教えてください。

(答)昨日までの視察においては、いずれの視察先の意見交換においても、地元の方、移住された方、あるいは若い皆さん、企業が地域の活性化や新たな技術、ビジネスの創出、そうしたものにインキュベーションセンターで語り合った中で、特に強く感じさせていただきましたが、本当にこの人たちがこれから福島を自分の足がかりにして様々な挑戦をしていこうとしているということを聞かせていただくにつけ、創造的復興の具体的な動きがこうした人たちからつくり上げていってくれる。何も起業をするだけじゃありませんよ。そこに来た人たちは工場も造ると言っておりました。

 その後の法定協議会で福島の出席者の皆さんから、住民の帰還環境の整備、そして産業・なりわいの再生、除去土壌等の県外最終処分に向けた取組、第3期復興・創生期間の予算の確保及び支援の継続など、大変幅広い意見をいただきました。協議会の場で承った話をしっかり受け止めながら、引き続き現場主義を徹底し、福島の復興・再生に責任貫徹の思いで取り組んでいきたいということを私から申し上げました。

 この私の話とともに、まだまだこれからの福島復興というものは決して短い時間に終わるものではない。その終わるものではないということを御参加いただいた全ての皆さんと共有をしながら、我々は必ず結果を出していくために、これからも一致協力をしていきましょう、そんな確認をさせていただいて極めて有意義な時間を過ごさせていただきました。

(問)岩手・宮城復興局の関係で伺います。

 復興が進んできたということを受けてのことだと思いますけれども、そこで地元としては、復興局がなくなることで支援の中身が質的にがくっとギャップがあってしまっては非常に困るということで、既存の政府全体の施策も活用するということですけれども、そこへのバトンタッチの引継ぎの仕方とか、そこにギャップがあってはいけないと思うんですけれども、岩手、宮城、地震・津波地域についても政府の目配りというのは8年度以降どうなるのかというのを一言いただければと思います。

(答)特に岩手県の達増知事と、これまでいろいろな形で話をしてきた中にあって、心のケアというのは年齢いかんに関わらず極めて重要なことであり、それは宮城県ともまた違う角度の話なんですけれども、そういう特別な思いですとか、そうしたことをだんだん和らいでいくことができるように、丁寧に、そして地域の人が、今お話があったとおり、自分たちは外されたと思われないような、そんな対応をこの本庁から是非発信をし、出張も含めて対応していくことができるようにさせていただきたいということを我々の行動するルールとして持ちたいなと思っています。

(問)もう一点、福島復興局の副局長が、浜通りに新しい拠点を置くということですけれども、現在、福島の復興局には富岡と浪江に支所がありますけれども、そことの機能分担がどうなるのかということ。あるいは、浜通りの拠点なんですけれども、福島の方にとって住民の帰還ですとか、企業誘致だとか、いろいろありますけれども、特にここにポイントを置いて新拠点をやっていくという何か今の補足があれば、伺います。

(答)大変ありがたい御質問をいただいたと思います。

 今、我々も、そこら辺のところはまだ整理をしている最中なんです。どういう形で対応していくかというのは本当に大切なことでありますので、まだまだ細部の調整中なので、ここでこう決まりましたとかという形でお話しできないのは残念なんですけれども、しかししっかり形をつくって、そこにおられる皆さんが置いてきぼりになってない、政府はちゃんと福島の復興をしっかり完了するまで頑張ってくれているなと思ってもらえるような仕事ができるようにさせていただこうと思っておりますので、よろしくお願いします。

 

(以 上)

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