復興庁 logo復興庁
  • 検索
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

伊藤復興大臣記者会見録[令和7年6月6日]

令和7年6月6日(金)9:40~9:45 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 今日は、2点のことについて私から伝えさせていただきます。

 1点目は、本日午後、要望活動のために福島県の内堀知事が来訪され、意見交換をさせていただきます。

 2点目は、本日、福島イノベーション・コースト構想を基軸とした産業発展の青写真の改定版を公表させていただきました。

 本青写真は、輿水副大臣出席の下に先週5月30日に福島県富岡町にて開催されました第6回イノベーション・コースト構想推進分科会の議論も踏まえて取りまとめたものであります。

 改定版青写真では、①あらゆるチャレンジを可能とする「実証の聖地」として、産業集積・サプライチェーンの構築の具体化を進めるとともに、②暮らしを支えるイノベーションの創出を促すことで社会課題の解決を図り、イノベ構想の定着を目指していくということであります。

 復興庁としては、創造的復興の中核をなす福島イノベーション・コースト構想の具体化について、様々な関係者の方とも引き続きしっかり取り組んでまいりたいと考えております。

 詳細については、事務方のほうにお尋ねをいただければと思います。

 以上です。

 

2.質疑応答

(問)与党の復興加速化本部が4日に第14次の提言を提出しました。福島県内の帰還困難区域での活動自由化を検討するよう求めるなどの内容ですが、大臣の受け止めと今度の復興の取組にどのように反映されていくか、お考えをお願いします。

(答)一昨日、与党の東日本大震災復興加速化本部から第14次提言が総理に手交をされ、私もそこに同席をしておりました。第2期復興・創生期間の後を見据えた提言をいただいたことについては感謝を申し上げておきたいと思います。

 特に除去土壌の復興再生利用、帰還困難区域、交流・関係人口の拡大、農林水産業の再建などについては、新たな事項も含め御提言をいただいたところでございます。

 この提言の趣旨も踏まえて、復興の基本方針の見直しを行ってまいりたいと考えております。

 そして、帰還困難区域における活動については、安全の確保を大前提に考えております。引き続き政府としても安全確保のために取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 私どもはそういうふうに考えているんですけれども、どうも与党の提言を受けて、帰還困難区域における活動について、特に自己責任で線量を管理して活動を自由化するみたいな話が出ていることについて大きく御不安を呈される方もおられると聞き及んでおりますが、我々政府として安全確保のためにしっかり、帰還困難区域においては特に、その活動に向けて取り組んでいただくことは当然のことだというふうに考えておりますので、県や地元の自治体の皆さんとも丁寧に協議をしながら、誤解のないように関係省庁が連携して検討を進めていくことが重要なことであるというふうに考えているところでございます。

 以上です。

(問)ありがとうございます。

 

(以 上)

ページの先頭へ