復興庁 logo復興庁
  • 検索
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

伊藤復興大臣記者会見録[令和6年10月8日]

令和6年10月8日(火)9:20~9:26 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨 

 皆さん、おはようございます。

 昨日、岩手県の達増知事に、県議会等がお忙しい中ではございましたけれども少しお時間を頂きまして、電話にて取り急ぎ私の大臣就任の御挨拶をさせていただきました。

 私のほうからは、できるだけ早めに、日程の都合がつき次第、御訪問させていただく旨お伝えをさせていただいたところでございます。また引き続き、県をはじめとした関係の皆さんの御意見を丁寧に伺いながら対応してまいることについてもお伝えをしたところでございます。

 私からは以上でございます。


2.質疑応答

(問)IAEAの海水の採取に中国が参加されて、今、海水採取が始まっていることについてお尋ねいたします。こちら、中国は日本産水産物の輸入の規制緩和というところで方針が決まっている中での今回、いわゆる調査の参加というところで、そこに対する所感であったり、望むものがありましたら大臣のお考えをお聞かせください。

(答)今回は10月7日から15日にかけて、IAEAの専門家に加えまして、更なる透明性の向上の観点からIAEAに指名された韓国、スイス並びに中国の分析機関の専門家の方々にも御来日をいただき、海水の採取等の実施状況を確認いただくものだと承知をしております。

 中立かつ独立をした立場から、原子力分野において高い専門性を持っておられるIAEAのもと、客観性及び透明性を確保しつつ、国際社会における安全性の理解醸成が進められていくことは極めて重要なことだと認識をしております。

 ALPS処理水の海洋放出につきましては、長期にわたる取組と承知をしております。IAEAがALPS処理水の海洋放出の安全性のモニタリングに関しまして継続してコミットをいただいているということについては、私どもも大変心強く思っているところでございます。

(問)大臣は現場主義を徹底されたいというふうにおっしゃっている中で、福島の原発、東日本大震災の被災地を視察される予定、御意向があれば伺えればと思います。

(答)本当に被災地の現場を、実情をしっかりと把握させていただくことというのは、現地に行かなければ分からないことだというふうに思いますが、原子力災害で被災をいたしました福島県の12市町村、福島第一原子力発電所等をできるだけ今後、早く訪問をさせていただきたいというふうに思っております。

 現場主義を徹底し、今後できる限り被災地の訪問をしてまいりたいと思っております。

(問)今の質問と、あと冒頭の発言に関連しますが、前任の土屋大臣であれば、女性との対話であったりそういったものを重視しながら現地訪問をしているのかなと思っていたのですが、大臣はどういったところを重視しながら、特に岩手、宮城についてのところの考えをお聞かせください。

(答)岩手県につきましては、心のケアに関してやはり現地で困っておられる方々というのは最近の数値的にも必ずしも下がってくる傾向でないということも含めて考えますと、どうして起こっているのかなということについても含めて、いろいろな人たちからお話を伺って、それに適合できるようなことを私たちとしてもいろいろな形でやらせていただかなきゃいけないのかなというふうには思っています。

 ですので、ただ女性ということだけの話ではなく、土屋先生は、そもそも本人が女性の方ですからそうなんですけれども、私は男女関わらずお話を伺いたいと思います。特にお子さんのことについて等は、やはりそこに住んでおられてお子さんを一生懸命育てておられるお母さん、おばあちゃん、そうした人たちにお話を伺うということは大事なことだと思います。

 宮城県も含めてですけれども、それぞれ行った現場ごとにお話を伺っていきたいなと思います。

 どうもありがとうございました。

(以 上)

ページの先頭へ