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伊藤復興大臣記者会見録[令和6年10月4日]

令和6年10月4日(金)10:20~10:26 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨 

 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)昨日は福島県の訪問、お疲れさまでございました。そうした関連で、被災地への訪問予定についてお尋ねいたします。

 選挙があったりすることは承知しているんですけれども、今度、宮城県や岩手県の知事との現地での面会予定及びそういった意向がありましたら教えてください。

 また、昨日は幅広く所掌の業務に就いて抱負を述べられたというふうに認識をしているんですけれども、宮城・岩手の知事とそういう場があるとすれば、どういった意見交換をする見通しになるか、もしお考えがあれば教えてください。

(答)それでは、私のほうから答えさせていただきます。

 まず、宮城県の村井知事とは、議会等のお忙しい中ではございましたけれども、お時間をいただきまして、昨日、お電話にて取り急ぎ大臣就任の御挨拶をさせていただいたところでございます。

 私からは、日程の都合がつき次第、できるだけ早く訪問させていただく旨をお伝えしたところでございます。また、引き続き現場主義を徹底し、被災地の方々に寄り添いながら宮城県においても復興を更に進めていくということについて、しっかり取り組んでいくということを申し上げたところでございます。

 なお、岩手県の達増知事につきましては、日程の都合がつき次第、できるだけ早く御挨拶をさせていただきたいと考えておりますが、まだ直接言葉を交わしてはおりません。

(問)もし宮城県知事と、現場主義を徹底するというようなお話をされてリプライがあったとしたら、どういうことがあったかということをお話しいただける範囲でいただけますでしょうか。

(答)リプライみたいなことについては、それほどありませんでした。お互い時間のない中で御挨拶をさせていただきましたものですから、本当に申し訳ないんですけれども、まずは顔を合わせてお話を伺わせていただいてから、また御報告できれば、させていただこうと思います。

(問)昨日、福島県を訪問して内堀知事とお会いなされたことなんですけれども、改めて内堀知事の言葉を受けて大臣の所感ですとか、心新たにした部分がありましたら、教えていただければと思います。よろしくお願いします。

(答)内堀知事からは大変重要な言葉をいただいたと思っております。3つのキーワード、御案内のとおり、複合災害という言葉が出てまいりました。単に東日本大震災だけではなくて、まだまだ復興の途中にあって、その後、いろんな風水害ですとかが起こったということについての困難さ、大変さ、そしてまた地域の皆さんの暮らし、そうしたことをよく考えてほしいということがあったと思います。

 それから、長い闘いということが言葉としてございました。これは、除去土壌の最終処分のことでございますとかALPS処理水、あるいは具体的な廃炉等の長い期間、これに向き合っていく福島県民、福島県のことについて思いを致してほしいということを言われたと思います。

 最後に、風化をさせないという言葉がございました。政府は、全国、世界に対しても風化させないようにという決意で対応する必要があるんだということをおっしゃっていただいたと思います。私たちもその気持ちを頂戴して、それを大切にさせていただきながら精いっぱい努力をさせていただこうと思っております。

 そして、私のほうからも、総理から御指示をいただいたとおり、「福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし」、この強い決意で政府としても内堀知事をはじめとする皆様方と一緒に、そうしたことを進めていこうという気持ちで取り組んでいくということを申し上げたところでございます。

 最後に申し上げておきますが、福島復興・再生につきましては、中長期的な対応が必要でございます。第2期復興・創生期間以降も引き続き国が前面に立って取り組むとの決意に揺らぎなく、現場主義を徹底し、被災地に寄り添って福島の復興・再生に全力を尽くしていきたい、かように申し上げたところでございます。

 以上です。

 どうもありがとうございました。

(以 上)

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