秋葉復興大臣記者会見録［令和４年９月20日］

令和４年９月20日（火）11:30～11:35　　於）復興庁記者会見室 

１．発言要旨

　１点目ですけれども、今後の出張予定についてでございます。９月22日に宮城県名取市を訪問いたします。名取市では、市長に復興大臣就任の御挨拶をするとともに、「名取市震災メモリアル公園」にて、献花、黙祷をささげ、復興状況についてお話をお伺いいたします。９月23日には、福島県を訪問し、双葉町で３年ぶりに開催される「ふたばワールド2022」に参加いたします。また同日、東日本大震災・原子力災害伝承館及び東京電力福島第一原子力発電所を視察いたします。

　２点目ですが、復興庁の情報発信について報告いたします。私は常々、復興庁は２つの「風」、すなわち風評と風化と闘っていく必要があると考えております。その問題意識の下、情報発信の強化を図るため、私自身が発信主体となって行動する１つの手段として、復興庁の活動や政策について、私自身が説明する動画を復興庁、公式ツイッターにおいて発信することとしました。最初は、先週16日に開催された復興推進会議や福島国際研究教育機構の立地等について動画でお知らせしました。今後もタイムリーに復興に関する情報をお届けしてまいります。

　３点目ですけれども、復興庁の出前事業の取組についてです。復興庁では、今年度から風評の影響の払拭に向けた新たな取組として、国内各地の高等学校に復興庁職員を派遣する出前授業を実施いたします。出前授業では、復興の現状や廃炉に向けた取組などについて講義するとともに、風評の影響の払拭に向けて生徒たちと一緒に考えます。今後、明日21日の北海道の立命館慶祥高等学校を皮切りに、宮城県、静岡県、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県、沖縄県の８高校で、地元の地方新聞社の協力を得て実施していきます。

　以上です。

 

２．質疑応答

 

（問）２点目にお話ししていただいた情報発信のことですが、大臣自ら公式ツイッターで発信するというのは、歴代大臣の中で初めてということなのかという確認したいのが１点と、あと以前おっしゃっていた、情報発信の専門家からお話を聞くという有識者会議のことについての、検討状況のことについて伺えないでしょうか。

（答）動画につきましては、定期的にやっていくというのは、初めてのことのようであります。

　また、お尋ねの有識者会議については、本来９月中に第１回目を開催したいと思って、いろいろ準備をしてまいりましたが、有識者の皆さんの御都合等々ありますんで、今、開催時期や会議など事務方において調整を行っているところでございまして、ほぼメンバーはもう固まっておりますので、現在、日程調整等、最後の詰めをしておるところでございます。今月の末には第１回目を開催したいということで、アナウンスしてまいりましたけれども、国会が始まって早々の開催になるかもしれませんけれども、いずれにしても、できるだけ早い時期に１回目の会合を開催して、キックオフをしていきたいと思っております。

（以　　上）