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西銘大臣記者会見録[令和4年7月19日]

令和4年7月19日(火)10:58~11:04 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 沖縄担当大臣として御報告いたします。

 明日20日水曜日から21日木曜日にかけて、宮古島及び沖縄本島南部を訪問する予定です。今回の訪問では、宮古島市、八重瀬町、南城市の各首長等のお話をお伺いするとともに、それぞれの振興事業の現場等を視察してまいります。

 冒頭、私からは以上です。

2.質疑応答

(問)8月30日に双葉町の避難解除が合意になりましたけれども、これに対する大臣の意義というか期待について、まず伺えたらと思います。

(答)双葉町のほうは、いわき市のほうにある仮役場を就任早々の挨拶回りで訪問しておりますが、今、建築中の役場の起工式にも行きましたし、あの地域が解除されていくんだなという思いで受け止めております。7月14日に双葉町の伊澤町長、福島県の鈴木副知事、原子力災害現地対策本部の石井本部長、経産省副大臣が協議を行い、住民との協議や除染、インフラ整備の状況、町の意向等も踏まえ、双葉町の特定復興再生拠点区域の避難指示の解除を8月30日とすることで合意したと聞いております。双葉町は、全町避難が続く唯一の被災地地帯であり、震災前の町の中心部である特定復興再生拠点区域の避難指示解除は、町の本格的な復興に向けた大変重要な一途と認識をしております。

 総理が双葉町、駅等から視察をした折にも、私自身としては、役場の起工式等にも参加したりして現場を見ておりますので、いよいよ双葉町の復興が始まるのかなと、復興庁としましては、引き続き双葉町の復興に向けてしっかり取り組んでいかないといけないなという思いでおります。

 以上です。

 

(問)一点、拠点外に住みたいという意向調査については、この夏から始まるという方針が聞かされていたんですけれども、もう夏になってしまっているので、いつ頃から始め、どのようなスケジュールで考えられているのか教えてください。

(答)拠点区域外への住民の思いも現地、車座の意見交換等していても痛切に感じております。拠点区域外につきましては、2020年代をかけて、帰還意向のある住民の方々が全員帰還できるように、まずアンケート調査をすることになっておりますが、地元自治体と連携しながらアンケートの調査を進めてありますが、この調査も1回の調査ですぐ住民が決断できるとは考えておりませんので、数回になるだろうという思いでおります。

 いずれとしましても、自治体と連携を取りながら、帰還意向のある住民の意向を丁寧に地道に調査をしていくという方針を、しっかり実現、実行していかなければいけないなという思いでおります。

 政府として、各自治体の役場、議会、行政区長、住民の方々に今後の進め方について御相談をさせていただいているところであります。早く帰還したいという方のお気持ちに答えるべく、政府としては、まず帰還意向確認を丁寧に、かつできるだけ早期に行うことができるように取り組んでまいりたいと考えております。引き続き、各自治体の個別の課題や要望を丁寧に伺いながら、避難指示解除に向けた取組を前に進めていきたいと考えております。

(以  上)


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