1.発言要旨
復興庁事務次官等の交代に係る人事異動について、お手元に配布資料があるかと思いますが、本日の閣議で承認された復興庁の幹部人事について説明いたします。
6月28日付で開出英之事務次官が退任し、その後任に石田優国土交通省国土交通審議官を充てることといたします。また、同日付で国土交通省へ転任する林俊行復興庁統括官の後任に、財務省理財局長の角田隆氏を充てることといたします。
次に、沖縄担当大臣として御報告します。
明後日、6月23日に沖縄全戦没者追悼式に出席いたします。追悼式への参列に当たっては、戦没者の御霊に対し哀悼の誠をささげるとともに、県民が経験した苦難を改めて深く心に刻みながら、沖縄の発展と世界の平和に向けた努力を重ねていく思いを込めて、祈りたいと考えております。
2.質疑応答
(問)冒頭、発言のありました戦没者追悼式なんですけども、戦後77年から、今年は世界に目を向けますと、ロシアによるウクライナ侵攻が起きました。こうしたことを踏まえて、慰霊の日に沖縄からどういったメッセージを発したいとお考えでしょうか。
(答)先の大戦において、一般住民を巻き込んだ苛烈な地上戦が行われ、20万人以上もの尊い命が奪われております。昨今の、今のお話にあったロシアのウクライナ侵略の報道等を見ていても、沖縄の地上戦のことは頭を巡りますし、追悼式への参列に当たっては、戦没者の御霊に対し哀悼の誠をささげるとともに、沖縄県民が経験した苦難を改めて深く心に刻みながら、世界の平和に向けた努力を重ねていく強い思いを込めて、祈りをささげたいと考えております。様々な機会を通じて、国民の沖縄や沖縄の歴史に対する理解が深まることを期待しております。
(以 上)
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