1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
(問)自民党の総裁選は明日、投開票が行われますが、この間、選挙戦が4候補によって繰り広げられてきましたけど、復興を巡る議論について、大臣はどのようにご覧になっていらっしゃいますか。
(答)非常にいろんな問題が闊達に議論されて、国民の皆さんには、自民党の中にもいろんな意見を持っている人がいるということがよくお分かりいただけたのではないかと思います。
私個人のところに、私が誰を応援するということは明らかにしていないこともありまして、何回ありましたでしょうか、候補者本人からですけど、候補者本人からでもお1人大体3回ぐらい、普通なら1回でしょうけど3回ぐらい電話がありまして。いずれにせよ、是非入れてほしいと。
なぜ3回あるかというと、恐らくそれぞれの候補者は、これはもう絶対大丈夫ということで、そこはもう脇に置いて、これはどちらへ転ぶか分からないというようなところを残して、そこを重点的に2回、3回と電話をしてきているのではないかなと。それで、私のところにも随分電話をかけてきました。
私のほうからは、今、真剣に検討していますと。ただ、今、私は復興大臣なので、復興の問題にしっかり取り組んで欲しいということも一つの大きな判断基準になりますけど、その辺は必ずしも候補者の話を聞いている限りでは明らかでないということも申し上げさせていただいております。その辺がどうなるか。
いずれにしましても、復興について若干触れていますけど、東北だけの問題ではなくて日本全体の大きな問題だと言っている以上、もうちょっとこの問題に時間を割いて議論が行われても良かったのではないかなという感じを私は持っています。
(問)総裁戦の中では、復興そのものの議論は低調だったかと思いますが、処理水に関してはある程度各候補から意見の開示がありまして。一部の候補が政府決定に対して慎重な物言いをしたり、他の候補は、やはり風評対策の重要性というのを訴える機会が多かったかと思うのですが、処理水に関する議論については、大臣はどのようにご評価されていらっしゃいますか。
(答)処理水について意見が出ましたけれども、処理水については、ご案内のとおり今、着々と方針が決まって進められているわけでございまして。そういった中でのいろんなご意見がありまして、そうしたご意見を参考にしつつも、しかし、私たちは決められた方針で前に進んでいくということになるだろうと思います。
ただ、そういういろんな意見がありますので、そうした方々のご意見を十分踏まえて、そして十分参考にして、その上で私たちは決められた方針を進めていくということになるだろうと思います。
(問)総裁選に関連して、大臣はどなたに投票されるか明らかにされていないということで、いろいろアプローチもあったということですけれども、今日、派閥の総会が開かれると思いますが、大臣ご自身の対応は、それを踏まえて決められるということなのでしょうか。
(答)今日派閥の会合があるというのは、どこの派閥も同じだと思いますけど、二階派は4時から開くことにしております。私の対応は、そこで決めるということではなくて、もちろん考え方は決まっていますけれども、それを明らかにはしないということでございまして、これは明日の投票のときも一切明らかにしないと。そういう人がいてもいいのではないかと。みんな明らかにする方もおられますし、私は最後まで明らかにしないということで、この総裁選に臨みたいと考えております。
(以 上)
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