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平沢復興大臣記者会見録[令和3年7月6日]

(令和3年7月6日(火)11:50~11:56 於)復興庁記者会見)
 

1.発言要旨

 おはようございます。

 私のほうで冒頭一つだけ話をさせていただきます。

 今週の金曜日に私は福島県富岡町を訪問させていただくことにしております。「富岡町文化交流センター学びの森」において、「福島移住促進実行会議設立会合」が開かれますので、そこに出席しまして、福島県知事、それから12市町村の首長などの皆さんと今後の移住施策の促進等について意見交換を行う予定にしてございます。

 また、この会合に先立ちまして、先般設置されました「ふくしま12市町村移住支援センター」を訪問しまして、開所式に出席させていただく予定でございます。

 冒頭、私からは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)自民党の復興加速化本部の提言に関して伺います。地元紙に報じさせていただきましたが、第10次提言で帰還困難区域の拠点外対応ということで、住民の意向を踏まえた除染、そして2020年にかけての住民希望者全員の帰還、そういった内容が盛り込まれるということで近くまとまる見通しということになっているようです。

 まだ政府への手交が進んでいない中で聞いて恐縮なのですが、仮にそういった内容が提出された場合、政府としていつ頃までにこういった避難指示解除の方針をまとめて打ち出すのか、時期というものの大臣のお考えをお聞かせいただければと思います。

(答)報道があったことは承知しております。いずれにしましても、この問題につきましては、与党の復興加速化本部におきまして、新たな提言に向けて精力的にご議論いただいていると承知しております。その内容については、現在与党で調整中でございますので、私のほうからコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。

 いずれにしましても、これまで9回にわたって提言を頂きまして、政府、そして与党一体となって復興を加速化してきたところでございます。提言を頂いた際には、しっかり政府で受け止めまして、施策に反映させていきたいということで考えております。

(問)前回の会見で少し質問が出たのですが、ALPS処理水についてお伺いいたします。大臣がトップを務めております復興庁の風評払拭・リスクコミュニケーション・タスクフォースにつきまして、当初は6月中に中間の取りまとめを1回各省庁から上げていただいて議論するというふうに大臣がもともと示されていましたが、7月に入りまして、経産省が主導しておりますワーキンググループのほうも意見聴取が続いています。そうした中で、復興庁としてリスクコミュニケーション・タスクフォースの中間取りまとめはいつ頃を考えているのでしょうか。今後の見通しについてお聞かせください。

(答)これはまだ時期は決まっておりません。検討中でございます。

 各省庁がいろいろと取り組んでいますので、各省庁の都合等も聞きながら、夏頃ということで今、あれしているんですけれども、これは出席される各省庁の準備具合と、準備というか中身の詰まり具合といったところも見てですけど、私の個人的なあれとしては、できるだけ早くやりたいということで考えておりますので、いずれにしましても、そんなに遅くない段階で早くやりたいということは考えております。

(問)大臣、かねがね8月末の概算要求の締め切りまでには一定の方向性を示さないと来年度の予算要求ができないというお考えを示されていましたが、今後、オリンピック・パラリンピックの会期中で、7月中にその点についての目処をつけたいというお考えなのでしょうか、それとも8月まで持ち越すことも考えているのでしょうか。

(答)今おっしゃった概算要求というのは、全くそのとおりでございます。いずれにしましても、次回のタスクフォースでは中間取りまとめへの反映に向けまして、私の指示に基づきまして関係省庁が検討した結果について議論を行いたいということで考えておりまして、関係省庁にもそういった考え方をできるだけ早くまとめていただきたい。

 しかし、タスクフォースをいつ開くかという具体的な日程については今、調整中でございますので、まだ具体的な日にちは決まっておりません。

 

   (以  上)

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