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平沢復興大臣記者会見録[令和3年6月25日]

(令和3年6月25日(金)9:20~9:25 於)復興庁記者会見室)
 

1.発言要旨

 おはようございます。

 私のほうから冒頭、申し上げます。復興庁の事務次官等の交代に係る人事異動について申し上げさせていただきます。

 本日の閣議で承認された復興庁の幹部人事でございますけれども、7月1日付で由木文彦事務次官が退任しまして、その後任に開出英之復興庁統括官を充てることとしております。また、開出英之復興庁統括官の後任には、日本郵政株式会社常務執行役の林俊行氏を充てることとしております。さらに、同日付で経済産業省へ転任する角野然生復興庁統括官の後任には、由良英雄内閣府大臣官房審議官を充てることといたします。

 冒頭、私からは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)冒頭発表がありました人事のことでお尋ねしたいのですが、由木次官は昨年人事はずれましたけど、1年近く事務次官として復興庁の事務方トップとして震災10年の施策を乗り切ってまいりましたが、今回の人事に当たりまして、由木次官のこれまでの功績に対する評価と、あと、次の開出次官に期待することについてお伺いしたいと思います。

(答)今お話がございましたとおり、由木次官には大変に復興庁としてお世話になりまして、大変大きな実績も残されたわけでございまして。今回、ご本人のほうから退任の申し出がありましたのでこれを認めましたけれども、由木次官は復興庁顧問に任命しまして、引き続き復興庁の重要施策に広く参画していただきたいということで考えております。

 開出さんを事務次官に充てるのは、これは一言で言えば適材適所の観点からでございまして、東日本大震災からの復興を一層加速するとともに、業務の継続性との観点から、これまで復興庁の総括担当の統括官として官房業務および被災者支援業務等を担当してこられた開出氏を起用するということにしたものでございます。

(問)先ほどの閣議と閣僚懇談会で、小此木国家公安委員長の横浜市長選の立候補に関する発言とか、何かありましたでしょうか。もし閣内を去られることになるということであれば、閣僚の一員として何か所感があればお願いいたします。

(答)小此木さんは、先ほどの閣議ではもちろん発言はなくて、閣僚懇談会もなくて、全てが終わったところで発言を求められて、それで、今回、別の道をこういうことで歩む決意をしたということで、この間いろいろお世話になったというご挨拶がございました。それで、総理のほうからは、「短い期間だけれども大変に頑張ってくれて、ありがとう」というご挨拶がございました。

 小此木さんとは私は同期でございまして、非常に親しくさせていただきましたけど、竹を割ったようなざっくばらんな性格の方でございまして、非常にいい方だなと。ですから、国政の場で随分今まで活躍してこられましたけど、今度、地方で首長等になられたとしても、私は、十分今までの経験を生かして素晴らしいお仕事をしてくれるものと確信しております。是非、体に気を付けて頑張ってもらいたいなと思います。

(問)本日朝方なんですけれども、総務省のほうから2020年の国勢調査の結果が発表になりました。その結果の内容としては、避難指示が解除された自治体の深刻な人口減少というのが改めて明らかになったというところと、岩手県の地域は既に発表になっていたんですけれども、内陸部と比べて沿岸部の人口の減少幅が著しかったという結果になっています。県としては、復興の進展で災害復旧が進んだことで、作業員が減ったり、若者が転出したことが影響しているのではないかというような分析もあるようなんですけれども、この2点について、国勢調査の結果についての受け止めを聞かせていただければと思います。

(答)人口の問題というのは、これは大変に深刻な問題で、全国的にいろんな問題が出ているだろうと思いますけど、今、ご指摘の点については詳しく見ていませんので、見てからまたコメントさせていただきたいと思います。

   (以  上)

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