復興庁復興庁
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

平沢復興大臣記者会見録[令和02年12月8日]

(令和2年12月8日(火)10:55~11:02 於)復興庁6階記者会見室)

1.発言要旨

  お疲れさまでございます。

  私のほうから発言させていただきます。

  まず1点目ですけれども、明日12月9日、私は福島県の南相馬市と浪江町と飯舘村を訪問させていただく予定にしております。南相馬市では、小高ワーカーズベース、これを視察する予定です。浪江町では、福島舞台ファームとの意見交換、それから柴栄水産、これは会社の名前ですけれども、柴栄水産の視察を行う予定でございます。それから飯舘村では、長泥地区での環境再生事業、これを視察させていただき、あわせて杉岡村長さんとの意見交換を行わせていただく予定でございます。

  2点目ですけれども、風評払拭に向けたメディアミックスによる情報発信の一環として、福島県産の農産物等の魅力や安全性をお伝えするYouTube動画「おいしい福島」の第1弾を12月10日に公開することにしております。第1弾でリュウジさんという方がおられますけれども、このリュウジさんが、福島県産のキュウリを題材にして、生産農家さんを訪問して、魅力と安全性を伝える動画、それから御家庭で作れる簡単レシピを紹介する動画、その2本を公開することにしております。魅力を感じていただけた方には、すぐに福島県産の農産物等を購入いただけるよう、福島県が運営するインターネット通販サイト、ふくしまプライド便というのがありますけれども、ここへのリンクを設けているほか、視聴者の皆様より、本サイトを一層盛り上げていただくためのハッシュタグによるSNS投稿も募集することにしております。今後も3人のインフルエンサーを起用した動画を順次公開する予定でございます。また、復興庁としては、このシリーズを機に、簡潔明瞭なYouTube動画をしっかり活用していきたいと考えておりますので、詳細については事務方にお尋ねいただきたいと思います。

  3点目ですけれども、明日12月9日、岩手県沿岸地域被災地企業を対象とした、第30回になります地域復興マッチングの「結の場(ゆいのば)」を新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインで実施することにしております。

  この「結の場」というのは、大手企業の経営資源を活用し、被災地企業の新商品開発や販路開拓などの経営課題の解決を図るマッチング事業のことでございます。今回は、被災地の企業が8社、そして支援する企業29社が参加予定でございますけれども、両者の会話がうまくいきまして、新たな事業の創出につながることを期待したいと思います。

  私のほうからは、以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)よろしくお願いいたします。

  大臣、先週東京電力福島第一原発事故で福島県外に避難されている方々を支援する生活再建支援拠点の西日本ブロックの方々と意見交換をされたと思いますが、東日本ブロック、西日本ブロックそれぞれの支援されている方々と意見交換されての所見をお聞きしたいと思います。

(答)まだ、お困りの方、支援を必要とされている方が依然として大勢おられるんだなと。そういった方々の支援の仕事にNPOの方が本当に一生懸命頑張ってくれているんだなということを痛感したところでございます。

各拠点の方の代表の方からいろいろお話を伺いましたけれども、そのお話は一人一人個別の支援が必要だというような御意見が出されました。それから、もう一つ出たのは、避難者の名簿の整理ができていないと。これをきちんとしてほしいという御要望も出されました。それから、帰還者の支援の際に、資金面で厳しいと、そっちの面でもうちょっと考えてほしいという御意見もありました。

  いずれにしましても、避難者の方々の意見を今度は直接、この前はNPOの方でしたので、避難者の方の意見を直接近く伺って、その上で私たちどういう形で支援したらいいのかということを考えていきたいということで、今考えているところでございます。

(問)よろしくお願いいたします。

  先週末に各社の内閣支持率の調査が出たんですけれども、菅内閣が軒並み10ポイント近く下落しています。このことについての受けとめを大臣、お願いします。

(答)私は支持率で一喜一憂する必要はないと思いますけれども、ただ、いずれにしましても、重要な指標であることは、これまた間違いないわけでございまして、私たちは支持率の結果は、一喜一憂する必要はないですけれども、謙虚に受けとめて、そしてよく分析して、それで反省するべきところは反省し、直すべきところは直していく必要があるんじゃないかなと思います。

(問)関連で、世論調査の中にも出ていたんですが、GoToトラベルの停止を求める全国一斉の声も多いんですけれども、そのGoToトラベルの是非について、改めてちょっとお伺いしたいんですが。

(答)GoToトラベルについては、これは関係当局のほうでしっかりいろいろな観点から、角度から検討されることと思いますので、私のほうからコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。

 

 

  

(以  上)


会見録icon_pdf.gif

ページの先頭へ