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田中復興大臣記者会見録[令和02年04月07日]

田中復興大臣定例閣議後会見録(令和2年4月7日(火)9:20~9:28 於)復興庁621会議室)


1.発言要旨
  皆様、おはようございます。
  昨日、安倍総理から東京都など7都府県を対象に緊急事態宣言を発出する意向が表明されました。
  復興庁では、これまでも時差出勤やテレワークの推進などの取り組みを進めてまいりました。
  今回の緊急事態宣言を受けて、これらに加え、業務の継続を維持するため、職員を2つのグループに分けて交代制で出勤させることといたしました。
  今後も各自治体の方針に従いながら、感染の防止に向けて、一層積極的に取り組んでまいりたいと思います。
  こうした取り組みの一環として、当面の間、私の定例会見を換気のよい広い部屋で行うことといたしました。私自身もマスクを着用することといたします。
  皆様におかれましても、消毒液の活用とマスクの着用につきましては、御協力いただきたいと存じております。
  以上でございます。

2.質疑応答
(問)今、冒頭に御発言がありました緊急事態宣言もそうなんですけれども、経済対策のほうも現在検討が進められていて、与党のほうでも検討があったかと思います。
  被災地でも経済の影響が出ていると思いますが、どのように対応されるお考えでしょうか。
(答)被災地のほうも、今回の新型コロナウイルスの影響というものは当然出ておるわけでございまして、私どもも何度かお話し申し上げたかもしれませんけれど、各県、各自治体の状況を地元の自治体の皆様とも連絡をとりながら、あるいは各経済団体等、いろいろな企業関係、個人営業の方も含めてお話を承りまして、きめの細かい対策を講じて対応させていただくところでございます。
  いずれにしましても、まだ数字的にも十分把握できていない面もあるわけでございますので、刻一刻と変化する状況を的確に捉えてまいりたいと思っております。
  また、補正予算等につきましては、今後、国会の中で議論いただくことになるわけでございますけれど、私どもも、この補正予算が地域の復興に資することがしっかりとできるように、また、新型コロナ対策として本当に大変な思いをされる皆様方にしっかりとケアができる、フィットする補正予算となるように、対策に努力していかなければならないと思っておるわけでございます。
  以上でございます。
(問)所管外で大変恐縮なのですが、緊急事態宣言が出て、効果に期待する声と、あまり効果がないのではないかと、いろんな意見をあると思うのですが、閣僚の1人として、緊急事態宣言が出たことについて期待とか意見とか、もしあれば教えていただきたい。
(答)経済対策、具体的にはこれからいろいろと予算等も含めて明らかになっていくわけでありますし、当然、国会に上程していくことになるわけでございますので、いろんなきめの細かい状況も含めて明らかになっていくわけでございます。
  いずれにしましても、現段階では具体的なことについて、まだ発表されているわけでもございませんし、施策の内容はこれからということで御理解いただきたいと思います。
  いずれにしましても、申し上げましたように、当然、被災地の皆様方の状況というものをしっかりと把握しながら、この補正予算が的確に復興に資することができるように、また、事業者の皆様、生活者の皆様をしっかりとケアできるように対応しなければならない思いでございます。
(問)昨日、政府が福島で東電の処理済みの水の海洋放出について意見聴取を行って、いろんな意見が出たと思うのですけれども、大臣はどのように受けとめたかお聞かせください。
(答)今回、10名の方々から御意見を承ったということでございまして、県内の関係自治体、関係団体、こういう流れでございますけれど、今回の御意見は御意見として、しっかりと受けとめていかなければならないと思っております。
  ただ、各方面からお話がたくさん出ておるわけでございまして、広くいろんな御関係者の地元の声は特に丁寧にお聞きして、最終的な判断がなされるものと思っておるわけでございます。
  以上でございます。
(問)先ほどの復興庁の職員の方々の交代制でということなんですけれども、これは実際にいつからいつまでなのかという点と、あと、復興庁の方々は被災地への出張なども多いと思うのですが、被災地への出張に関しては、今後どのようになるのでしょうか。
(答)いずれにしましても、私どももこの緊急事態宣言が発出されるということを受けてやること、今まで継続してやってきたことをきちんと整理していかなければならないと思っております。
  相当、私どもも対応をきちんとしていかなければなりません。現場とのやり取りも出てまいりますので、細かくは事務方に後でお尋ねいただければ、御説明させていただければと思っております。
  よろしくお願いいたします。
  ありがとうございました。

(以  上)

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