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渡辺復興大臣記者会見録[平成31年01月15日]

渡辺復興大臣閣議後記者会見録(平成31年1月15日(火)11:10~11:16 於)復興庁会見室)

1.発言要旨
 明日16日水曜日から17日木曜日にかけて、福島県を訪問する予定であります。
 明日は、楢葉町の楢葉遠隔技術開発センターを視察いたします。17日は、福島県漁業協同組合連合会、JA福島五連、福島県商工会連合会及び福島県商工会議所連合会の代表とそれぞれ意見交換をいたします。
 また、いわき市の小名浜魚市場、三春町のコミュタン福島を視察するとともに、福島市内の復興公営住宅を訪問し、入居者の方々と意見交換を行います。

2.質疑応答
(問)今回の福島県訪問のねらいについてお伺いしたいのですが、今回はいわゆる各業界団体の代表の方々と、あと、復興公営住宅では恐らく入居されている避難者の方と直接お話を伺うことになるかと思いますが、どういったところを重点的にお話を伺っていきたいとお考えでいらっしゃいますか。
(答)基本的には、各業界団体の連合会を中心にお話を聞きます。まず漁協関係は、現状についてどのようにお考えかということ。さらに、福島五連については、福島の農産品には風評被害があるわけでありますけれども、この点についての対応等について、現状についてお話をお伺いしたいというふうに思っております。
 また、産業・生業(なりわい)の部分で、商工会、商工会議所の連合会の会長から、その現状についてお話をお伺いしたいというふうに思っているわけであります。
 また、魚市場の状況、現在どんな状況にあるのか、また、コミュタン福島、これも実際に私も現場に行って見ていきたいということであります。視察の中で特に復興公営住宅については、住民の皆さん方が現在どのような状況で入居をなさっているのか、こういったことも実際にお話をお伺いしたいというふうに思っております。
(問)今、風評被害のお話が出ましたけれども、徴用工の問題で今、韓国と日本の関係悪化が懸念されています。復興庁の立場としては、農林水産省と一緒に原発事故後の輸入規制に対して解除の働き掛けをしていく立場だと思うのですが、その影響についてはどのように大臣は考えていらっしゃいますか。
(答)韓国との関係悪化は、今報道されている部分があるかもしれませんけれども、私の立場としてはこの農産品を一刻も早く輸入規制を解除していただきたい。そのためのいろいろな方策をしていかなければならないというふうに思いますし、農水省とも連携しながら対応してまいりたいというふうに思います。
(問)先週末に、JOCの竹田会長に対して、フランス当局が贈収賄についての捜査決定をしたということですが、東京五輪は復興五輪が大きなテーマだと思います。このフランス当局の捜査についての今後の影響等、あるいは復興庁として何かされる予定があれば対応について、お願いします。
(答)詳細について、分かりません。したがって、コメントは差し控えたいと思います。
(問)先週の金曜日に、復興庁と県と浪江町と葛尾村が行った住民意向調査の結果が発表になりまして、依然として避難されている方々が帰還するにあたっては、医療環境の充実と買い物環境の充実がやっぱり必要だというような意見が多かった結果になりました。
 一方で、戻らないと決めている方々の割合もやはり増えておりまして、やはりそこの二つの課題について、早めに手を打たないと帰還人数の低下につながってしまうのではないかというような懸念がされると思います。
 その医療と買い物環境の充実に向けて、引き続きどのように取り組まれる考えでいらっしゃいますか。
(答)今おっしゃるとおり、帰還にあたっては環境整備が大変重要であります。その中では、まずは医療関係、当然必要になってまいります。買い物関係、毎日のことですから、当然必要となってまいります。あと、学校関係もございます。
 そういったことを考えていきますと、地域で生活できる環境整備、これを全力で取り組んでいくことが復興庁の役目だと、そのように思っております。

(以    上)

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