1.発言要旨
今日は2点御報告があります。
昨日、衆議院が解散されました。今後、総選挙を迎えることとなりましたが、復興に切れ目はございません。
昨日、副大臣、政務官及び幹部職員に対して、公務最優先で緊張感を持って復興に全力を挙げて取り組むこと、事務方は政務との連絡体制に万全を期すこと等を改めて指示をいたしました。
また、新たに就任しました浜田副大臣には、福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項及び福島復興局に関する事項を担当させます。
浜田副大臣は早速昨日、内堀福島県知事を訪問し、意見交換を行ったところであります。浜田副大臣を加えた新体制の下、チーム吉野として、今後もしっかりと復興行政に取り組んでまいりたいと思っております。
2点目でございます。
明日30日、福島県富岡町、大熊町、川内村、楢葉町を訪問する予定でございます。
富岡町では、震災後復活して5年目になる「ふたばワールド2017」に出席いたします。双葉地方の皆様から復興の取組についてのお話を伺い、双葉地方の特産品を試食してまいります。
大熊町では、「大熊町大川原地区、一団地の復興再生拠点市街地形成施設事業起工式」に出席してまいります。
川内村では川内ワインの葡萄畑を訪問し、楢葉町ではアンフィニ福島工場を訪問し、それぞれの取組についてお話を伺ってまいります。
以上です。
2.質疑応答
(問)先ほど解散のお話がありましたけれども、小池さん率いる希望の党が、被災地を含む全選挙区での候補者を擁立するとしています。また、政権交代を目指すという話もあります。大臣自身も選挙の候補者でありますし、あと、政権の一員としてのその点についての受け止めをお願いいたします。
(答)冒頭述べましたように、復興に切れ目があってはいけませんので、昨日、きちんと緊張感を持って、復興行政に当たるようにと指示をしました。
私自身も被災地出身でございます。新しい党から出るということでありますので、私も頑張って、この戦いに勝利していきたい、このように考えています。
(問)浜田副大臣が就任されましたけれども、被災地ではまた突然三役が替わるのかといった声もあります。今後どのように信頼回復に努めますか。
(答)浜田副大臣は、我々が与党として政権交代をなしたときの復興副大臣でございますので、いわゆる即戦力、特に福島県の全ての首長さんとは旧知の仲でありますので、即戦力として切れ目のない、福島県の担当として仕事ができる。このように考えています。
(問)今回、選挙戦を通じてなのですけれども、安倍総理が被災地に入っていただけるようなことというのは、今のところ予定されていますか。
(答)分かりません。それはこれからだと思います。
(以 上)
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