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平野復興大臣の会見[平成24年5月8日]

平野復興大臣記者会見録(平成24年5月8日(火)9:47~9:54 於:復興庁記者会見室)

1.発言要旨 

 おはようございます。
 私からは報告が一つ。明日9日、国会のお許しが得られれば、福島県富岡町郡山事務所を訪問し、富岡町長と避難者帰還支援等について意見交換を行う予定です。詳しい日程については、現在調整中です。
 私からは以上です。


2.質疑応答

(問)先週、双葉郡の首長と意見交換されたときに、避難困難区域などで最長となる期間を示すというお話をされましたけれども、それは自然減衰率で示した予測図とは別の基準に基づくものなのか、それに何か加えるような形を考えていらっしゃるのでしょうか。
(答)今それも含めて、昨日事務方に作業をするように指示したところですが、基本的には空間線量、自然減衰を基本に考えるのではないかと思います。

(問)そうすると、なるべく線量が下がって、それから帰るためにいろいろ加味して最長期間を出すというお考えになるのでしょうか。
(答)そこも含めて検討の項目になりますが、基本的には自然減衰で考えて、その後に、例えばインフラの整備等についての時間的理由を加味した形で最長といった形になるのかなと思います。ただし、それで期間を固定するのではなくて、先般も申し上げましたけど、その後に除染等が入ってきますから、できる限りその期間を短くする努力は当然行うということです。あくまでも、これからいろいろなことを考えるにあたっての一つの大きな目安というものを我々も持つ必要があるし、それから、関係自治体、避難されている方々にも意識を持ってもらうということは大事なことだと思っています。

(問)全部の区域で、線量がすごく高いところも含めて全部出すのですか。
(答)基本的には50ミリシーベルト以上のところが中心になっていくと思います。50ミリシーベルト未満については、これからのインフラ整備の計画等とセットで出せば大体の期間というのは見えてくると思います。

(問)復興庁が発足して間もなく3カ月になりますが、これまでかなり進んだ部分と未着手の部分があると思うんですけれども、この間の成果と、まだこれからかなり残っているのはどのような部分であるかというのを大臣はいかがお考えでしょうか。
(答)第2回の復興交付金の配分に向けて現地の復興局と本庁の交付金の担当が精力的に回って、連休中も職員によっては仕事をしていたと理解しています。計画の策定に向けて、特に津波・地震地域の復興計画の策定に向けての後押し役にはなっているかなという感じです。ただ、今、ハード事業の復旧の工程表の見直し作業を鋭意進めていますけれども、ものによっては予定よりも遅れている、あるいは予定より進んでいるという状況です。全体の復旧についてのスピードのアップについては、これからもっと力を入れなくてはならないと思います。
 ただ同時に、例えば、生コンをつくるときに砂利などの骨材が足りないといった問題は現場でだんだん見えてきましたし、あと労働者の問題といったものについても引き続き国土交通省との連携を図りながら適宜対応していくことが大事だと思います。

(問)明日、富岡町を訪問されますが、内容的には双葉町等と同じでしょうか。
(答)同じですね。

(問)期間の計画について、もう少し具体的な提示がなされるということはありませんか。
(答)富岡町だけに関して、特に新しいことは今のところ予定していません。

(以上)

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