被災地域人材確保対策調査事業

東日本大震災の被害の大きい地域では、被災や人口流出により人口が減少している中、十分な労働力が確保できないことが復興の妨げとなっている地域があると言われており、今後は産業・生業の再生の観点から、事業の再開・販路の拡大とともに、人材や事業者を呼び込むという新たな課題に対処していくことが求められています。

被災三県の事業者の中には、求職者のニーズをとらえ、事業の魅力や地域の特性等を生かしつつ、独自の創意工夫等により、人材の確保・活用に成功している者も多く、これらの事例を他の事業者が参考とすることは復興の加速化に資するものと期待されています。

本事業は、このような被災三県における人材不足の状況と人材確保の先行事例について調査し、その調査結果や取組成果を分析するとともに広く共有し、事業者による経営上の課題の解決や新たなプロジェクトの創出の支援、及び求職者による地域や事業者への理解の促進を図り、被災三県の人材不足を解消し、復興を加速することを目的として以下の事業を実施しております。

「令和２年度成果　「東北3県　人材確保の取り組み」・「ジモトではたらく」

令和元年度成果　「東北3県　人材確保の現場」・「ジモトデシゴト」