「復興支援道路」として宮城県により整備が進められたてきたみやぎ県北高速幹線道路は沿岸部の三陸自動車道と内陸部の東北自動車道を結ぶ地域高規格道路であり、東日本大震災の教訓を踏まえ,県北地域の東西軸を強化するものです。登米市と栗原市を結ぶ延長約24kmの道路のうち残る佐沼工区(延長3.6km)が令和3年12月17日に供用開始され、全線開通となりました。
現地では開通を記念する式典が行われ、村井嘉浩知事や熊谷盛広登米市長、佐藤智栗原市長ら関係者が出席しました。復興庁からは復興大臣の代理として中島宮城復興局長が来賓として出席し祝辞を代読しました。
今回の供用により,沿岸部と内陸部を結ぶ道路ネットワークが形成され、都市間のアクセス時間が短縮されるとともに、登米市中心部の交通渋滞の緩和、県北地域の産業及び観光振興,救急医療活動への支援、さらには東北地域の広域幹線道路ネットワークの強靭化などに寄与することが期待されます。
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