川内村が大平地区に整備を進めてきた川内村醸造施設「かわうちワイナリー」の開所式が6月26日(土)に行われました。
開所式には、主催者である川内村の遠藤村長とかわうちワイン株式会社の猪狩代表取締役、来賓として横山副大臣、葉梨農林水産副大臣、江島原子力災害現地対策本部長、内堀福島県知事、吉野正芳衆議院議員、森まさこ参議院議員、渡邊川内村議会議長ほか関係者が出席されました。式典では、遠藤村長の挨拶にはじまり、かわうちワイン株式会社の活動報告、施設名称紹介、来賓祝辞、テープカットが行われました。
川内村でのワイン事業は、震災復興、新たな農業への挑戦、地方創生の取り組みの一環として、村内で収穫するブドウからワインを生産することを目指し、平成28年に2,100本の苗木の定植によりブドウ栽培が開始され、現在では11,000本栽培されています。 昨秋に村内でブドウが初収穫され、このブドウを原料に山梨県と新潟県で委託醸造した初のワインが今春完成しました。
この醸造施設は福島再生加速化交付金を活用して整備され、最大で19トンのブドウから14キロリットル(750ミリリットル換算で1万9000本)のワインを生産することが可能となっております。今秋収穫されるブドウから醸造を開始し、来春には100%川内村産のワインが完成する予定です。
この施設が、ワイン醸造のみならず、川内村の賑わいの創出の起点となることを期待しています。
(※)かわうちワイン株式会社につきましてはこちら
https://www.kawauchi-wine.com/
横山副大臣 祝辞
テープカット
施設内覧風景
試飲会場
施設外観
高田島ヴィンヤード
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