地域からの復興情報

４月５日(月)、川内村において川内村立川内小中学園の開校記念式典が開催されました。この川内小中学園は、義務教育の9年間における連続した系統立った教育の実現と保育施設（学園の敷地内には、かわうち保育園（認定こども園）が併設）との連携、そして学校・家庭・地域が一体となった地域に開かれた学校として整備されています。

開校記念式典には、主催者の遠藤川内村長、来賓として横山副大臣、三谷文科大臣政務官（兼復興大臣政務官）、鈴木福島県教育委員会教育長、吉野正芳衆議院議員、渡邊川内村議会議長ほか関係者が出席されました。式典では、遠藤村長の式辞にはじまり、校旗伝達・開校宣言、来賓祝辞、児童生徒代表による誓いの言葉、制服・校章披露等が行われ、川内村村民の歌「ふるさと」の演奏、校歌斉唱が行われました。なお、「ふるさと」では、チェロ奏者の鳥羽咲音さんが伴奏されました。

学園の施設の整備には福島再生加速化交付金が活用され、教科ごとの教室が設置されているほか、各教室に電子黒板が設置され、電子教科書の活用やインターネットの利用が可能になっています。また、校内にはWi－Fiが整備されており、どこでもタブレットの活用が可能となっており、最新のICT環境が整っています。さらに、校舎の中には、一般の方が利用できる地域文化伝承室や村営の学習塾の運営も予定されているとのことです。

このように、充実した教育環境のもとで、心豊かな子どもをはぐくみ、地域とともに歩み、村の復興の核としての役割を果たすことが期待される、待望の川内小中学園が開校しました。

(川内村立川内小中学園ホームページはこちら　https://schit.net/kawauchi/kawauchi-c/)

横山副大臣祝辞

三谷文科大臣政務官祝辞

内覧状況

校舎外観

校舎内部

教室内部