東日本大震災により甚大な津波被害を受けた広野町において、これまで町と福島県が整備を進めてきた復旧・復興事業が完成したことを受け、町と県の合同で2月28日(日)に広野町中央体育館において竣工式が開催されました。
式典には、主催者である広野町の遠藤町長及び福島県関係者ほか、来賓として県議会議員、町議会議員、福島復興局をはじめとする関係者が出席し、式辞、来賓祝辞、事業経過報告に続き、テープカットとくす玉開披が行われ、復旧・復興工事の完成を祝いました。
広野町では、甚大な津波被害を受けた沿岸部を中心に、海岸堤防のかさ上げ、防災緑地、道路、土地利用の再編など複数の整備手法を組み合わせた「多重防御」による津波高潮対策が実施され、「総合的な防災力の高いまちづくり」に向けて機能強化が図られました。
また、広野町の市街地周辺では、広野駅の東西を結ぶ自由通路(未来のかけ橋)や道路整備をはじめ、広野駅東側を核とした土地開発事業や災害公営住宅の整備がなされました。
これらの事業の完成により、広野町の安全・安心の確保、生活環境の向上への寄与はもとより、まちの賑わいの創出など、今後、まちづくりの取り組みが一層進展することが期待されます。
テープカット及びくす玉開披
広野駅東側地区
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