6月16日、双葉郡葛尾村で「葛尾村復興祈念式」が開催されました。
これは、村内で整備が進められていた復興関連施設の落成を、村の大半で避難指示が解除されて2年が経ったことに合わせて祝うイベントであり、葛尾村の復興のシンボルとして位置づけられた復興交流館で行われました。当日は浜田復興副大臣をはじめ、村の復興を支援する東北大学、日本大学や郡山女子大学の学生、子どもたちなど地元関係者が多数出席しました。
復興交流館は、村の情報を発信したり、会議や演奏会などに利用できるスペースなどが設けられたまさに村の交流の場として利用できる場所です。村民から募集され、当日発表された愛称「あぜりあ」は、村の花であるつつじの英語表記で、つつじのように村に親しむような場所であってほしいとの願いからつけられたということです。
式典終了後は、村内各種施設を巡るバスが用意され、式典出席者は、新設された小中学校や村の農業をけん引することが期待されている胡蝶蘭の栽培施設などを回りました。
また、復興交流館では葛尾村の名産のしみもちなどが振舞われたほか、村の伝統芸能である三匹獅子舞が披露されました。
村の復興に携わる大学生や、地元の子供たちなどの笑い声が響き、復興が着実に進んでいることを実感できる一日となりました。
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