4月11日(土)、全域が避難指示区域となっている富岡町の町民約570名が集まり「富岡町復興への集い2015」が、福島再生加速化交付金でリニューアルされたばかりの広野町中央体育館で開催されました。
この催しは、避難を余儀なくされている町民の交流の場を設け、帰還への意識を高めてもらおうと、富岡町が復興庁、ラジオ福島、富岡町商工会の協力・支援を受けて開催しているものであり、本年度で3回目となります。
集いに先立ち、町民はバスに分乗して桜の名所である夜の森地区の桜並木をはじめ町内の復興状況を視察しました。集いでは、宮本町長が町政の現状を説明し、「合併60周年の年で復興に弾みをつけたい」と挨拶を行ったほか、町民で結成されたグループがYOSAKOI踊りなどを披露し元気な姿を見せていました。臨時に設置されたスクリーンに町民の方々の今の暮らしのビデオレターが写し出され、集まった町民は、美しい古里への想いと互いの絆の深まりを再確認していました。
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