地域からの復興情報
「発表の舞台」の復活を市民が祝福(岩手県宮古市)[平成26年12月21日]
東日本大震災の津波は宮古市民文化会館の大ホールまで流れ込み、多くの座席が水に浸かってしまいました。それ以来3年9カ月にわたって市民会館は使用停止を余儀なくされてきましたが、ようやく復旧工事が完了し、この日、市民による舞台芸術発表が催されました。小中高の児童・生徒たちや郷土芸能の保存会、市民合唱団など、この日を待ち望んだあらゆる世代の市民が嬉しそうに舞台に立つ姿がありました。
昭和51年の開館から約40年。化粧直しした市民会館で2月には復興寄席も開催されるとか。芸術の拠点の復活は、笑顔の復活でもあるようです。
