11月7日、福島県営では第一号となる復興公営住宅の鍵引き渡し式が郡山市日和田町で行われました。
この復興公営住宅は、東京電力福島第一原子力発電所事故で避難している富岡町及び双葉町の被災者を対象に福島県が40戸を整備したものです。
富岡町民向けの「日和田団地」は、鉄筋コンクリート造りの4階建てで、2LDK5戸、3LDK15戸、双葉町民向けの「八山田団地」は、鉄筋コンクリート3階建てで、2LDK6戸、3LDK14戸となっており、車いすでも利用可能なエレベーターも設置され、室内は段差を解消したバリアフリー設計となっています。
式典には佐藤福島県知事(当時)や富岡町、双葉町の町長らが出席し、知事からの「住宅整備は本県復興の重要課題として全力で進めている。入居者が安心して暮らせるように努めたい。」との挨拶の後、完成を祝うテープカット、各団地の入居者代表への鍵引き渡しが行われました。
原発事故の長期避難者を対象とした復興公営住宅は4,890戸計画されており、平成28年度までに完成の予定です。
○参考 復興公営住宅の建設はじまる(福島県郡山市)[平成25年11月16日]
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