10月17日いわき市小名浜港で、漁業調査船「いわき丸」の就航式が行われました。
先代の「いわき丸」は、海洋観測、底魚資源調査などを行ってきましたが、東日本大震災の津波により小名浜港で沈没、廃船となったため、新たにこの調査船が造船されたものです。新たに備えた機器により、航行しながら海底土壌の放射性物質濃度の長時間連続計測を行うことが可能となりました。
式典では、佐藤雄平知事が「この船を最大限に活用し、世界に誇れる福島の水産業の復興を成し遂げたい。」と祝辞を述べ、漁業団体関係者らがテープカットを行い、就航を祝いました。
県では20日から魚の増減傾向や海水温の調査などの観測調査を開始し、来月からは本格的な放射性物質の調査を開始する予定です。
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