東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、米の作付制限がされている飯舘村と川俣町の一部において、平成23年度に農林水産省により農地のモデル除染が行われ、24年度より県や国の研究機関が協力し水稲及び野菜の実証栽培・試験栽培が実施されています。
今年5月に作付された水稲は順調に収穫の秋を迎え、10月8日に川俣町、10月15日に飯舘村で稲刈りが行われ、収穫された米は全袋検査により全て安全性が確認されました。
11月17日には、農地除染のこれまでの取組成果を報告するとともに、今後の農業復興を考える場として、飯舘村、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構の共催による「農地除染後の農業を支える放射能対策技術セミナー」が開催されました。
コーヒーブレイク時には、実証栽培米の「ひとめぼれ」の試食が行われ、出席者は新米を噛みしめて味わっていました。閉会後には米の無料配布も実施され、主催者から25年産米の安全性PRと復興支援への更なる協力依頼が行われました。
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