新ハンズオン支援事業実施のポイント
課題特定支援・課題解決支援の課題とポイント
専門家と事業者が対話・協議を重ねることで本質的な課題を明らかにする課題特定支援を行い、解決に向けた支援計画を策定します。その後は、専門家が伴走しながら、計画に基づいて取組を進める課題解決支援を実施。支援主体は、必要に応じて両者の連携や進捗をサポートする役割を担います。
よくある課題
コミュニケーションが不足すると、事業者と専門家の間に認識のずれが生じる
事業者と専門家の間で十分なコミュニケーションが図られないと、支援の内容・進め方・目標などに対する共通理解が形成されにくく、双方に誤解や理解不足が生じたり、支援終了後の再現性が失われたりといった問題が起こります。支援主体は適切な頻度でコミュニケーションの場を設けるよう促すとともに、オブザーバーとして、または調整役としてなど、状況に応じた立ち居振る舞いをすることが重要です。
実施のポイント
関連事例:有限会社長久保食品
対話の食い違いや事業者または専門家の理解不足を感じた場合には、支援主体は指摘をしたり、理解を促すような問いかけを行ったりしましょう。事業者と専門家の相互理解が深まるよう、支援主体が状況に応じてサポートを行うことが求められます。
関連事例:株式会社奥会津昭和村振興公社
課題特定支援では、事業者が支援内容に納得できるよう、専門家と十分に協議を重ねることが求められます。続く課題解決支援では、各タスクの目的や実施順序を明確にすることで、事業者の理解を深めます。こうしたプロセスを事業者目線に立ってサポートすることで、終了後も事業者が自力で取組を継続できる状態を目指します。
関連事例:宮古商工会議所
支援主体が、事業者に直接要望を伝えると業務負担の増加や混乱を招く場合もあります。要望は一度、専門家に伝え、専門家が事業者の繁忙状況や伝え方を検討した上で事業者に伝達するという進め方も時には有効と考えられます。
※特に出典の記載のないグラフは「2024年度 復興庁 新ハンズオン支援事業・結の場に関するアンケート」をもとに作成しています。