新ハンズオン支援事業実施のポイント
専門家マッチングの課題とポイント
採択された事業者の課題やニーズに応じて、支援主体が適切な専門家を選定し、事業者とのマッチングを実施。マッチングの前に、事業者の情報を専門家へ共有し、初回の面談で支援の方向性や進め方をすり合わせます。
よくある課題
事業者の期待と専門家のスタイル・スキルが合致しないと十分な成果につながらない
事業者の期待と、専門家の支援スタイル・保有スキルとの間にずれがあると、必要な支援が届かないミスマッチが生じやすくなります。実際、マッチングのずれにより、支援の方向性を見失ったり、期待した成果が得られなかったりするケースもありました。事業者にはヒアリングまでに専門家に期待する支援内容について整理しておくよう促すことが、精度の高いマッチングへ導く鍵となります。
実施のポイント
関連事例:一般社団法人美馬森Japan
専門家は大きく分けて、後押し型(事業者が考える取組を後押しするような支援を設計する専門家)と、提案型(事業者の現状を踏まえ積極的に取組内容を提案する専門家)の2タイプがあります。ヒアリングを通じて事業者の期待・考えを把握し、事業者にふさわしいタイプの専門家を見極める必要があります。
関連事例:一般社団法人大船渡地域戦略
事業者に専門家の情報や選定理由などを共有し、マッチングに対する納得感を高めることが、その後の信頼関係の構築やスムーズな支援活動につながります。
関連事例:石川食品株式会社
支援期間内の短期的な成果だけでなく、支援終了後も事業者が取組を継続できるような支援をしていくように、専門家に意識付けした上で、支援を進める必要があります。個社支援を受けた事業者へのアンケートでは、支援終了後の取組の継続について「現在も継続中」と回答した事業者が65%に上りました。専門家が自走化を目的とした課題解決支援計画を策定・実施したことが、支援後の取組継続に寄与したものと考えられます。
※特に出典の記載のないグラフは「2024年度 復興庁 新ハンズオン支援事業・結の場に関するアンケート」をもとに作成しています。