記者会見等
牧野復興大臣記者会見録[令和8年3月27日]
令和8年3月27日(金)10:27~10:39 於)復興庁記者会見室
1. 発言要旨
1点目ですが、昨日でございますけれども、2025年、去年の大阪・関西万博で復興庁が製作して設置していましたデジタルモニュメント、一般的にはデジタルサイネージというものですが、高さ3メートル、幅が1.2メートルの大きなこのデジタルモニュメントを岩手県の陸前高田市に無償で譲渡いたしました。
陸前高田市では、デジタル掲示板としていろいろな広報に使用したり、また、災害、東日本大震災の記憶を残していったり、また、奇跡の一本松という、あの土地に残った復興を象徴するものでありますけれども、そうしたものをデジタルモニュメントの中で映像として流すということだと思います。
2つ目ですが、国会の審議日程がまだ与野党で、今、参議院のほうで協議していると思いますので、諸般の事情が許せばということで、3月29日の日曜日に福島市におきまして第32回の原子力災害からの福島復興再生協議会を開催する予定です。私のほか、赤澤経産大臣だとか、石原環境大臣だとか、あと鈴木憲和農林水産大臣が出席する予定です。
協議会におきましては、国から福島の復興再生に向けた最近の取組状況を報告するとともに、内堀知事をはじめ、福島の関係行政機関や関係団体の皆様と今後の福島復興に向けた意見交換を行う予定です。
それと、後で質問があるということですが、先に私のほうから申し上げますが、暫定予算が今日の閣議で決定されましたので、関係する、私の場合3つありますので、それを述べたいと思います。
まず、復興庁関係では、被災地の復旧・復興に支障がないように、4月11日までの国の支出、契約手続等が必要になるものについて、暫定予算の中で80億円を計上しています。防災庁設置準備室関係では4,200万円を計上しております。もう一個は、国土強靱化で560万円余りを計上しております。
復興庁のほうは、具体的に言うと、中間貯蔵施設の維持管理、点検や放射線のモニタリング、また除去土壌等の仮置場の維持管理費、また仮置場の所有者への補償金の支払い等の費用が計上されております。
また、防災庁のほうは、防災庁設置準備に係る物品購入費や旅費などを計上しております。
そして、国土強靱化推進室のほうは、これも防災庁と同じように、物品購入費や事務的経費として560万円計上しております。
私のほうからは以上です。
2. 質疑応答
陸前高田市、岩手県内でも被災地だったんですけれども、被災地でどのように役立ててほしいという所感があれば、お伺いします。
(答)先ほど申し上げましたけれども、これは陸前高田市のほうで活用されるということでございますので、それは市のほうでいろいろお考えになると思いますけれども、この万博のときに国の内外から被災地に向けて勇気づけるような様々なメッセージをいただいたということで、そのものも電子データでお渡ししますので、そうしたものを活用されたり、万博期間中に流していた奇跡の一本松の映像を映したり、観光PRなどにも使われるのでは、と思います。とにかくデジタルモニュメントが被災地の皆さんを勇気づけるものだったり、また震災の教訓が継承されていくことを期待しております。
(問)話題が変わりまして、先ほど冒頭でも御発言いただきました暫定予算が閣議決定された、提出されたということですけれども、予算のほうの月内成立というのが国会のほうで難しい形になっているかと思います。防災庁設置は年内を目指しているということで、スケジュールへの影響について大臣の考えがあれば、お聞かせいただけますでしょうか。
(答)防災庁の設置につきましては、設置法案だったり関連する法案を国会で御審議していただいた上で可決されて正式に設置になるわけですけれども、この日程については国会の中でお決めになっていただくものですので、スケジュールということについて私の立場でコメントするのは難しいとは思いますけれども、もともと予算が成立した後に、そういう法案審議が衆、その上で参という順番でやっていかれますので、国会日程を考えた場合、150日でいくと7月の中旬までありますので、その中でとにかく審議の上、可決していただくならば、年内中の成立というのには大きな影響はないと思いますが、あくまでもこれは国会で審議をしていただいた上で法案が成立するという前提ですので、とにかく法案が可決されるように努力をしたいと思います。
(問)暫定予算の関係で、もう少し全体的なところでお伺いしたいんですけれども、先ほど復興、防災、国土強靱化、具体的な暫定予算の事業内容についてお示しいただいたんですけれども、閣議されたことへの大臣の受け止めと、あといずれの分野についてもなんですけれども、通常予算の参議院での審議が続いていますけれども、成立に向けて審議をどのように進めていきたいか、お願いいたします。
(答)これも、暫定予算は閣議決定いたしましたけれども、暫定予算の審議の日程というのは、まだ国会のほうでお決めになっていらっしゃらないですから、それについてコメントは控えさせていただきたいと思います。
ただ、我々はとにかく予算が成立した上でいろんな行政としての仕事をしていきますので、一日も早い成立を何とかしていただけるように祈っているというところです。
(問)暫定予算に関連して、特にその経緯についてお伺いしたいんですけれども、そもそも野党が反発している中で、年内成立を目指すのではなくて、もっと早い段階から編成すべきだったとの指摘も党内であると思うんですが、そういった経緯をどのように御覧になられているのか、すみません、お願いします。
(答)政府の大臣ですので、国会の審議の協議についてはコメントを控えさせていただきます。
(以 上)
