記者会見等

牧野復興大臣記者会見録[令和8年1月9日]

令和8年1月9日(金)10:28-10:34 於)復興庁記者会見室

1. 発言要旨

 新年明けましておめでとうございます。令和8年の年頭に当たり、大臣としての所感を申し上げます。
 まず、東日本大震災につきましては、その発災や東京電力福島第一原発の事故から間もなく15年が過ぎようといたしております。震災によって亡くなられた方々に改めて心から哀悼の誠をささげますとともに、御遺族の方々や被害に遭われた全ての方々に心からのお見舞いを申し上げます。
 今もなお、被災地や避難先で困難な状況に置かれている方々や不安を抱えている方々がいらっしゃいます。
 復興に向けた様々な課題について、まずは今年4月から始まります「第3期復興・創生期間」で何としても解決をしていくという強い決意で被災地の復興に向けて総力を挙げて取り組んでまいります。
 次に、防災庁につきましてお話をさせていただきます。
 南海トラフ地震等の大規模災害に備え、徹底した事前防災と発災時から復旧・復興までの一貫した災害対応の司令塔としての機能を担うことになっております。昨年末に閣議決定いたしました防災立国の推進に向けた基本方針にのっとり、令和8年中、今年中の設置に向けた準備を加速してまいります。
 次に、国土強靱化につきまして申し上げますが、自然災害が激甚化、そして頻発化し、大規模災害のおそれが切迫する中で被害を最小限に抑制できるよう、インフラの老朽化対策を含めて引き続き強力に取り組む必要があります。
 令和8年度は、第1次国土強靱化実施中期計画の初年度になります。令和7年度の補正予算並びにこれから審議される令和8年度予算を用いまして実施中期計画に基づく取組を進めて、災害に負けない強い国土づくりを着実に推進してまいりたいと考えております。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 続いて、福島の訪問について申し上げます。
 今月14日から15日にかけて、来週ですが、福島県の楢葉町、広野町、川内村、田村市、飯舘村、川俣町を訪問し、各首長さんに就任の御挨拶等を行います。
 また、川内村の蒸留所「naturadistill」と、大熊町の「学び舎ゆめの森」、南相馬市の「福島ロボットテストフィールド」、飯舘村の「ながどろひろば」の視察を行う予定です。
 詳細につきましては、事務方へ確認をしていただきたいと思います。

2. 質疑応答

(問)中部電力のデータ不正問題についてお伺いします。
 浜岡原発の再稼働に向けて、審査の中で基準地震動に関するデータを意図的に過小評価していた疑いがあると中部電力が公表しました。福島第一原発事故の教訓への裏切りとの厳しい声もありますが、大臣の受け止めをお願いします。
(答)原子力規制委員会の審査を受ける立場で、その審査の基になりますデータを改ざんといいますか、要は自分たちの都合のいいように、それだけを取って提出するというのは言語道断の行為だと思います。原子力規制委員会が審査については白紙に戻すというのは、私は正しい判断だと思います。
 原発事故というのは、もちろん起きないようにするためにそれぞれが努力をしていくんですが、その根底となるデータをそのように都合のいいところだけ直して出すというのは、これは審査を受けるに値をしないと思います。ですので、もう一度原点に立ち戻って、原発事故を絶対に起こさないという姿勢を会社として見せていただきたいと思っています。

(以 上)