記者会見等
牧野復興大臣記者会見録[令和7年10月30日]
令和7年10月30日(木)11:00~11:05 於)宮城県庁4階特別応接室
1. 発言要旨
私からは高市総理大臣から、復興に全力を尽くすよう指示があったことをお伝えした上で、これまで同様、現場主義に徹して被災地の状況をしっかり受け止めながら、復興に取り組んでまいりますと申し上げました。
また村井知事からは、東日本大震災からの復興に関する提案と要望書をいただきました。
また、防災庁設置準備担当大臣として地方拠点の設置も御要望をいただきました。
御要望をしっかり受け止めて、引き続き防災庁設置に関する具体的な検討を進めていこうというふうに思っております。
2. 質疑応答
(答)廃止というお言葉をいただきましたけれども、我々は廃止というよりも復興局を本庁に移行する、移すというつもりでおります。
今まで復興局が現地の皆さんと話をされたり、また県や各自治体の皆さんとお話をさせていただきながら、その中で具体的にどう事業として進めていくかということをやってきたと思いますけれども、これからも本庁のほうから宮城県、県庁はじめ各地に行かせていただいて、それぞれのそういう御要望をいただきたいと思っています。
岩手県も同じだと思いますけれども、宮城県はインフラ的な整備はかなり進んできていると思っていますので、これから心のケアだったり、また水産の振興だったりっていうのを各省庁ごとの施策の中で御支援をさせていただくことが多くなると思いますので、復興庁で窓口となって、そうした御要望の橋渡しをさせていただき、各省庁単位でそうした支援施策、また振興施策をやらせていただきたいというふうに思っております。
(問)防災庁の設置についてお尋ねします。
先ほど村井知事から、具体的に地方拠点について、宮城県に是非というお話がありましたけれども、大臣の受け止めと、あとは本庁の検討がまずは第1優先だと思うんですが、地方拠点の今後の検討の在り方をどのように進めていくか教えてください。
(答)今、防災庁の設置については、人員の規模や、そして組織の中のどういう担当を作っていくかというような骨格ぐらいまではできていますけども、これからそれを詰めていくというのと、来年度以降の予算をまず、スタートのための予算を獲得しなきゃいけませんが、まずはとにかく法案として法律として来年の通常国会に出すつもりでいますので、そこで成立をしないと設定できませんので、その設置に向けて今、とにかく準備を進めているところです。
その上で、地方の拠点については、北と南、それぞれの予想される大きな地震に対する備えとして地方拠点をまずは置こうということを考えていますので、どこが適地なのかというのは、本庁防災庁設置をまずした上で検討をしていきたいというふうに思っております。
(以 上)
