記者会見等
伊藤復興大臣記者会見録[令和7年9月16日]
令和7年9月16日(火)10:30~10:35 於)復興庁記者会見室
1. 発言要旨
9月14日から15日にかけて4号館における除去土壌の復興再生利用の工事を行い、完了させていただいたところでございますので、お知らせをいたしたいと存じます。
先月の閣僚会議で策定をされたロードマップに基づき、霞が関の中央官庁での花壇等における除去土壌の復興再生利用を9月から順次施工していくこととしております。
この4号館での取組は、同じく15日に施工が完了した環境省や厚生労働省が入る5号館及び経済産業省の総合庁舎の取組とともに、霞が関の中央官庁における除去土壌の復興再生利用の最初の事例となります。
会見終了後、現地を視察する予定です。事務方によりパネルを用いて説明し、続いて空間線量を測定させていただきますので、是非、今日ここに御参集をいただいている記者の皆様方にも御同行をいただければと思います。
引き続き、我々は福島復興の司令塔として、県外最終処分の実現に向けて除去土壌の復興再生利用の推進に全力で取り組んでまいる所存でございます。
2. 質疑応答
(問)この後、視察になりますけれども、中央官庁での再生利用が始まった受け止めをお聞かせください。また、今後の利用拡大に向けて、国民理解の醸成にどのようにつなげていきたいかも併せてお願いします。
(答)先月の閣僚会議で策定をいたしましたロードマップに基づき、4号館の花壇における除去土壌の復興再生利用の施工を実施させていただきました。私もすぐに現場を見せてもらいましたけれども、もともとあった芝生の花壇から比べれば大変見場がよく、そして使ってよかったなと思っています。本件は霞が関での最初の事例でございまして、今回の工事完了を受けて除去土壌の復興再生利用を含めた福島復興全体に取り組む思いを強くしていただければありがたいと思いますし、私自身もそうした思いを強くしたところでございます。
除去土壌の復興再生利用の推進に当たっては、その必要性、安全性に対する国民の皆様方への幅広い理解醸成が重要であると考えております。
今後、霞が関の各府省庁の花壇においても除去土壌の復興再生利用が順次施工されることになっておりますので、関係府省庁とともに連携の上で国民の幅広い理解醸成に向けて、これらの事例を積極的に情報発信に活用させていただきたいと思います。どうか皆さん、よろしくお願いをいたします。
(以 上)