第6回地域復興マッチング「結の場」ワークショップを開催しました
~福島地域の企業と大手・中堅企業が対話~
復興庁福島復興局では、2月6日に地域復興マッチング「結の場」ワークショップイベントを福島市にて開催いたしました。
地域復興マッチング「結の場」は、被災地企業が抱えている経営課題の解決、経営力を強化するために、大手企業等の持つ経営資源(ヒト・モノ・情報・ノウハウ等)を効果的に繋ぐことを目的として実施しているものです。
第6回目となる今回は、福島商工会議所との共催で、福島市の金属加工業者8社、被災企業の支援に意欲を持った大手・中堅企業等26社が参加しました。
<参考> 第6回地域復興マッチング「結の場」に参加いただいた企業
<現地視察>
支援企業の参加者らは、ワークショップに先だって、今回参加した福島地域企業の(株)永沢工機の視察を行い、被災状況や現在の稼働状況について説明を受け、工場内の設備や生産工程を見学しました。
<「結の場」ワークショップ>
「結の場」ワークショップは、被災地企業と支援意欲を持った大手・中堅企業とが、地域や会社・業界の枠を超えて対話の場に参加し、被災企業の経営者の語る経営課題や地域課題、他の参加者の意見に耳を傾け、被災企業と協働していく支援のあり方について考える機会とするものです。
ワークショップでは、被災地企業と支援意欲を持った企業との今後の協働に向けた関係づくり、支援意欲を持つ企業が被災地企業が抱える課題やニーズを理解した上で、自社ができる支援のイメージを掴むことを目的においています。
複数の支援企業が様々な知見を持ち寄ることで、課題解決の可能性を探求できるよう、支援企業の参加者を業種が重複しないよう6名程度ずつグループ分けし、被災地企業と支援企業間は勿論、支援企業同士の対話も促しています。
参加者はグループごとに各福島企業のテーブルに座り、模造紙や付箋を用いながら、震災前から抱えていた課題や、今後事業計画を進めていく上での課題について販路・商品開発・販売促進・人材育成といった分野ごとに整理し、質問を繰り返すことで課題の深掘りを進めました。
その後、支援企業と被災地企業がどのように協働すれば課題が解決するのか、各支援企業が持っているリソースを引き出しながら、参加者でアイディアを出し合いました。
なお今後は、ワークショップで検討・共有された課題に基づき、参加した支援企業から2月下旬を目途に具体的な支援活動を提案いただき、福島の各企業の意向・優先事項を踏まえながら、3月以降マッチングに向けた調整を行ってまいります。
■第6回 地域復興マッチング「結の場」
日 時:平成26年2月6日(木)
場 所:コラッセふくしま
(福島市三河南町 1-20)
主 催:復興庁福島復興局、福島商工会議所
参加者:福島地域企業8社、支援企業26社
<本件に関する問い合わせ先>
復興庁福島復興局 堀川、遠藤、伴場、小沼
TEL:024-522-8519復興庁福島復興局
E-MAIL:masaaki.horikawa@cas.go.jp
masaei.endo@cas.go.jp
kenichi.bamba@cas.go.jp
ryo.onuma@cas.go.jp
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