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第3回地域復興マッチング「結の場」ワークショップを開催しました[平成25年11月7日]

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第3回地域復興マッチング「結の場」ワークショップを開催しました
~南三陸地域の企業と大手・中堅企業が対話~

 復興庁宮城復興局では、11月7日に地域復興マッチング「結の場」ワークショップイベントを南三陸町にて開催いたしました。
 地域復興マッチング「結の場」は、被災地域企業が抱えている経営課題の解決、経営力を強化するために、大手企業等の持つ経営資源(ヒト・モノ・情報・ノウハウ等)を効果的に繋ぐことを目的として実施しているものです。
第3回目となる今回は、南三陸商工会との共催で、南三陸町の水産加工業者6社、被災地企業の支援に意欲を持った大手・中堅企業等21社が参加しました。

<参考> 第3回地域復興マッチング「結の場」に参加いただいた企業
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<「結の場」ワークショップ>
 「結の場」ワークショップは、被災地域企業と支援意欲を持った大手・中堅企業とが、地域や会社・業界の枠を超えて対話の場に参加し、被災企業の経営者の語る経営課題や地域課題、他の参加者の意見に耳を傾け、被災企業と協働していく支援のあり方について考える機会とするものです。

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 ワークショップでは、被災地企業と支援意欲を持った企業との今後の協働に向けた関係づくり、支援意欲を持つ企業が被災地企業が抱える課題やニーズを理解した上で、自社ができる支援のイメージを掴むことを目的においています。
 複数の支援企業が様々な知見を持ち寄ることで、課題解決の可能性を探求できるよう、支援企業の参加者を業種が重複しないよう6名程度ずつグループ分けし、被災地企業と支援企業間は勿論、支援企業同士の対話も促しています。

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 参加者はグループごとに各南三陸企業のテーブルに座り、模造紙や付箋を用いながら、震災前から抱えていた課題や、今後事業計画を進めていく上での課題について販路・商品開発・販売促進・人材育成といった分野ごとに整理し、質問を繰り返すことで課題の深掘りを進めました。
 その後、支援企業と被災企業がどのように協働すれば課題が解決するのか、各支援企業が持っているリソースを引き出しながら、参加者でアイディアを出し合いました。
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 なお今後は、ワークショップで検討・共有された課題に基づき、参加した支援企業から11月下旬を目途に具体的な支援活動を提案いただき、南三陸の各企業の意向・優先事項を踏まえながら、12月以降マッチングに向けた調整を行ってまいります。
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<現地視察>
 翌8日、支援企業の参加者は南三陸町内の視察を行いました。
 南三陸町観光協会を訪問して観光協会の取組みを伺い、また今回参加した南三陸企業の工場を見学して、被災状況や現在の稼働状況、加工品製造の一連の生産工程について説明を受けました。
 次に視察した伊里前福幸商店街、南三陸さんさん商店街には、今回参加したいくつかの企業が直売所を構えており、支援企業の参加者は前日のワークショップで話題に上った商品を手に取ったり、販売員の商品説明を受けたりし、支援イメージや地域への理解を深めました。
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■第3回 地域復興マッチング「結の場」
 日 時:平成25年11月7日(木) ※8日(金)現地視察
 場 所:南三陸プラザ
     (宮城県本吉郡南三陸町天王山135-1)
 主 催:復興庁宮城復興局、南三陸商工会
 参加者:南三陸地域企業6社、支援企業21社

<参考リンク>
助けあいジャパン情報レンジャー:第3回 地域復興マッチング「結の場」(外部リンク)


<本件に関する問い合わせ先>
復興庁宮城復興局 担当 山本、村山、国田
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 仙台第一生命タワービル13階
TEL:022-266-2163
E-MAIL:yuinoba@cas.go.jp

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